第48回海外研修航海出港式が行われました

2月16日(木)、第48回海外研修航海の出港式が静岡県静岡市清水区の付属静岡翔洋高等学校建学記念ホールで行われました。

海外研修航海は、本学所有の海洋調査研修船「望星丸」で諸外国を巡り、異文化理解・環境保護・協調性の大切さなどを実践的に学ぶプログラムで、本学園独自の特色ある教育活動のひとつと位置付けられています。

今回の研修団は、国際教育センターの谷口聡人教授が団長、工学部応用化学科3年次生の松本碧さんが学生長を務め、研修学生103名、団役員13名、海洋学部航海工学科の練習学生18名の合計134名が参加しています。研修テーマは「通訳抜きの対話:世界と、地球と、人と自分と!」と設定され、42日間にわたり父島(小笠原諸島)-ポンペイ(ミクロネシア連邦)-ヌメア(仏領ニューカレドニア)-マラカル(パラオ共和国)という4つの国と地域を巡り、3月29日(水)、清水港に帰港する予定です。

出港式には、研修団の家族・友人をはじめ、来賓、学園関係者ら多くの方々が参列しました。学校法人東海大学の松前義昭理事長は、自身の経験談を交えながら「この研修での驚き、感動、出会い、触れ合いという貴重な体験を人生の糧とし、気持ちの中に残してほしい。ご健康と安全を願います」と研修団に向けて激励の言葉を贈り、来賓挨拶では、静岡市の田辺信宏市長の代読として静岡市清水区の髙木強副区長より「この研修で感動を共にした仲間との絆は生涯の物として貴重な財産となると思います。研修の安全と御多幸を祈念します」と祝辞をいただきました。

研修団からは、谷口聡人団長が「一回り、二回り成長した姿で全員揃って元気に戻ってきます」、望星丸の二見洋船長は「安全運航に努め、全員で元気に戻ってきます」、松本碧学生長からは「この研修を自身の成長へと繋げていきます」と、これから海外研修航海に臨む決意を宣誓しました。その後、海外研修航海の団旗授与・花束贈呈が行われ閉式となりました。

出港式閉式後は、清水港・巴川河口鉄道岸壁(通称)に移動し、研修団は見送りの方々としばしの別れを惜しみ、望星丸に乗船しました。吹奏楽研究会の演奏と見送りの方々の声が響き、色彩豊かなカラーテープが風に舞う中、望星丸は第48回の海外研修航海に出航いたしました。

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