大学院生がフランス政府給費留学生としてフランス・リール第1大学院に留学します

大学院工学研究科機械工学専攻1年次生の佐々木敦司さんが「フランス政府給費留学制度」の試験に合格し、今年9月から1年間、フランス・リール第1大学院に留学します。「フランス政府給費留学制度」とは、在日フランス大使館が毎年募集しているフランス留学(主に修士課程・博士課程)のための奨学金制度で、毎年全国から多数の学生が応募します。佐々木さんは非常に難易度の高い選考試験に合格し、本学の学生・大学院生として初めてこの制度を利用してフランスへ留学します。

佐々木さんは現在大学院で学んでいる航空工学の研究計画を考案し、試験当日にはプレゼンテーションを行いました。試験までの日々を振り返り、「公の場で発表するための研究計画を作成したのは初めてでした。留学期間は1年間なので、その短期間で成果をあげられる研究内容と、日本に戻ってきてからどのように続けていくかまとめるのに苦労しました。プレゼンは英語かフランス語で選べましたが、自分は東海大でずっとフランス語を勉強してきたのでフランス語で挑戦しました。ほかの候補者と少しでも差をつけられたかなと思います」と述べました。また、「フランスは航空工学が盛んな国で、リール第1大学院にも大型の実験設備があります。将来は旅客機の製作に携わりたいと考えているので、日本ではできない経験を積んで今後に生かせるよう頑張りたい」と意気込みを語りました。

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