春学期「日本語教育特別講座」の修了式を開催しました。

国際教育センターが開講している2017年度春学期「日本語教育特別講座」の修了式を、7月28日に湘南キャンパスで行いました。本学では、海外の大学や学術機関との学術協力協定に基づいて約30の国と地域から日本語研修生を受け入れており、10カ月から半年の間で日本語と日本文化などを学ぶ研修プログラムを実施しています。

今年度の春学期で修了したのは、漢陽大学(韓国)15名、モスクワ大学(ロシア)1名、フンボルト大学(ドイツ)5名、ヴェネツィア大学(イタリア)10名、清州大学(韓国)4名、オスロ大学(ノルウェー)2名、ストックホルム大学(スウェーデン)2名、極東連邦総合大学(ロシア)2名、ブルガリア教育省(ブルガリア)1名、サラマンカ大学1名(スペイン)の計43名です。式には、ともに学んだ留学生や教職員も出席し、修了生の門出を祝いました。

はじめに、本講座主任の北村よう教授が、授業の様子や国際フェア、スピーチコンテストといったイベントでの活動など、プログラムの成果を報告。続いて、本センターの宮崎啓次長が、「この湘南キャンパスで得たさまざまな経験や知識を生かして、大学と大学のつながりだけではなく、国と国の架け橋として活躍してくれることを期待しています。それぞれの目標に向かって努力を続けてください」と話しました。

また、今回は漢陽大学の李康民教授も出席。「皆さんの姿を拝見すると、自分の学生時代を思い出します。当時と比べて、今は日本語を学ぶすばらしい環境が整っています。東海大学で学び、そう感じた人も多いでしょう。しかし、この恵まれた環境は皆さんをサポートしてくださった教職員の皆さんのおかげであることを忘れないでください。これからもこの湘南キャンパスでつくった思い出とともに、感謝の気持ちを忘れずに頑張ってください」と祝辞を述べられました。

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