スペイン語研究室が「卒業生講演会」を開きました

国際教育センターのスペイン語研究室では、6月22日に湘南キャンパス1号館Global AGORAで「卒業生講演会」開催しました。語学学習の成果を就職活動に生かした卒業生の経験談を聞くことで、日ごろの勉強やキャリア形成に役立ててもらうことを目的としたもの。当日は約50名の学生が参加しました。

文学部英語文化コミュニケーション学科を2016年度に卒業し、現在は全日本空輸(ANA)で国際線客室乗務員として働く遠藤可菜さんを講師に招き、「笑顔と英語とスペイン語で日本と世界を繋ぐ」をテーマにご講演いただきました。付属相模高校出身の遠藤さんは英語の勉強が好きで、高校1年時に学園オリンピック(※)の英語部門にも参加。大学でスペイン語の勉強を始め、スペイン語を学ぶサークル「¡Vamos!」の立ち上げに携わった当時の様子や、スペインでの留学経験などを紹介したほか、第二外国語としてスペイン語を選んだ理由を、「世界各国で話されている言語と聞いて、たくさんの国の人と話せるようになりたいと思い、授業を履修しました。東海大にはスペイン語を話す留学生が多いので、ネイティブの言い回しも学べるとてもよい環境でした」と振り返りました。また、就職活動の際に心がけていたことや、現在の仕事内容、スペイン語の活用事例を紹介。参加した学生に向けて、「大学生活では、頑張っていると自慢できることを継続し、たくさん思い出をつくってください」と語りました。講演後は、「大学時代はどれくらいスペイン語を話せましたか?」「留学する前と後とでは、どれくらい語学力が伸びましたか?」など、聴講した学生たちが積極的に質問する姿が見られました。

※「学園オリンピック」……学校法人東海大学が学園の付属の中高生を対象に、才能の早期発見と成長支援などを目的に実施している教育活動で、毎年セミナーやスポーツ大会が開かれる。英語部門は夏季セミナーの部門の一つ。

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