グローバル推進セミナー「国際協力業界で働くとは」を開催しました

グローバル推進本部では11月19日に湘南キャンパスで、2018年度第2回グローバル推進セミナー「国際協力業界で働くとは」を開催しました。今回は国際開発ジャーナル社の『国際協力キャリアガイド』創刊25周年記念企画として、同社と共催で実施しました。

セミナーには学生約70名が参加しました。最初に吉川直人副学長が、「本日のセミナーは、国際協力の現場で働く人たちの声を通して皆さんのキャリアを考えてほしいとの思いで企画しました。『国際協力』といっても、さまざまな仕事があることを知り、将来設計の参考にしてください」と語りました。

続いて、国際開発ジャーナル企画・営業部長の田中信行氏が国際機関や政府機関、商社などでさまざまなプレイヤーが複雑にかかわっている現状や国際関係の仕事に携わる上で欠かせないスキル・能力などを解説しました。そのうえで、世界銀行の大森功一氏(上級広報官)と独立行政法人国際協力機構の神谷まち子氏(人材養成課課長)、株式会社コーエイリサーチ&コンサルティングの田島健二氏(平和構築・社会開発部)が各団体・企業での仕事内容や人事制度、キャリアパス、必要な能力について具体例を交えて紹介。各登壇者からは、「英語能力だけでなく、修士以上の高い専門的な知識、途上国での活動経験が重要」「海外では日本のようにスムーズに仕事が進まないことも多い。最後まであきらめないタフさが大切になります」といったアドバイスが送られました。

学生たちは、「留学生として東海大で学んでいますが、今日の講演を聞いて日本が展開する国際協力の重要性や意義深さをあらためて実感しました。国際協力の現場では、私たち若者がこれまで以上に活躍していかなければならないと感じました」「海外での国際協力や支援活動に興味があり、以前に自分なりに調べたことがあったのですが、うまく情報収集ができず挫折した経験があります。今日のセミナーでは、各団体・企業に入るための手続きや不可欠なスキルを学べたことが大きな収穫でした。今後自分の夢を実現するために何をすべきかが明確になりました」といった声が聞かれました。

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