イランの大学生を対象にした短期研修プログラムを実施しました

東海大学では11月27日から12月7日まで、イランで国際関係を学ぶ大学生を対象にした短期研修プログラムを高輪キャンパスや湘南キャンパスで実施しました。同プログラムは笹川平和財団と協力して毎年実施しているもので、今年は8名が参加しました。

高輪キャンパスでは29日に、笹川平和財団と本学のスタッフがそれぞれの活動を紹介したのち、同キャンパスのヴァーチャルリアリティやプロジェクションマッピングに関する教育・研究施設を見学。同財団の田中伸男会長や中日イラン大使のレザ・ナザル・アハリ閣下、山田清志学長らが参加してのウェルカムパーティも実施しました。

12月1日には、湘南キャンパスで集中講義を実施しました。本学の藤巻裕之准教授(政治経済学部政治学科)と鷹取勇希助教(国際教育センター)が、東アジアの政治問題と日本文化や社会について講義。山本佳男所長(同)が、日本で発生する激甚災害のメカニズムや被災現場で活躍するロボットの研究について語りました。講義の終了後には修了式も行われ、山本所長から一人ひとりに修了証が手渡されました。

また期間中には、外務省職員や国会議員との懇談会が行われたほか、広島や京都なども訪問しました。

引率したイラン国際関係学院のムハンマド・レザー・デシリ教授は、「日本で学ぶ機会を設けてくれたすべての人に感謝しています。日本の文化や政治について深く学ぶことができ、学生たちの将来にとっても素晴らしい経験になったことと思います。こうした機会は、イランの将来を担う若い外交官たちだけでなく、両国のよりよい関係づくりのためにも重要だと感じています」と語っています。

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