台湾の学生を招いて交流会を実施しました

湘南キャンパスで1月25日に、台湾の大学に通う学生を招いて交流会を行いました。これは、株式会社リコージャパンがCSR活動として実施している「台湾大学合同スタディツアー」の一環であり、台湾の学生が企業や大学を訪問し、日本のビジネスや教育について学ぶことを目的としています。今回は台湾の12大学から26名の学生が来訪し、国際交流に興味を持つ本学の学生7名と交流を深めました。

はじめに、グローバル推進本部の山口滋部長(理学部教授)が、東海大の概要や各キャンパスの特徴、留学生の受け入れや理工系の研究が充実している点などを紹介しました。その後、日本人学生と教養学部国際学科に在籍する留学生が、研究内容や学内のイベントなどを英語で説明。国立台湾大学の学生も登壇し、自身の大学生活について語りました。続いて、政治経済学部の藤巻裕之准教授が、「アジア太平洋の国際関係構造の理解」と題して特別講義を実施。世界各国のGDPの推移や国際情勢、東アジア地域での問題などについて言及し、東アジア地域の国同士で協力し合う大切さを語りました。

その後は、両国の学生がグループに分かれて、「環境問題」「男女平等社会」「大学教育」の3テーマでディスカッション。地域の環境保全に対する取り組みや小学生時代の学習内容、LGBTへの理解など、参加した学生一人ひとりが身近な事例を挙げて意見を交わし、最後は各グループの代表者がまとめた意見を発表しました。一日を通して司会進行役を務めた岡山夏生さん(教養学部国際学科3年次生)は、「1年次生のときにもこの交流会に参加したので、その経験を生かせると思い司会進行役を担当させてもらいました。どちらの国の学生も積極的に意見を述べていたと思います。日本と台湾で共通する社会問題も多く、解決策も互いに話し合えるようになれれば」と話していました。

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