ロシアへの派遣学生による成果報告会を実施しました

7月19日に湘南キャンパスで、ロシアの大学に留学した学生による成果報告会を実施しました。本学は文部科学省の平成29年度「大学の世界展開力強化事業」の採択を受け、「ライフケア分野における日露ブリッジ人材育成:主に極東地域の経済発展を目的として」に取り組んでいます。今回の報告会は、本事業の一環で実施しているロシアの大学への中期・長期派遣留学プログラムに参加した学生の成果を広く発表することで、在学生の留学意欲向上につなげようと企画したもので、約20名が参加しました。

開会にあたって、国際教育センターの近藤喜重郎准教授と田牧陽一助教がロシアと本学の交流の歴史や中期・長期派遣留学の特徴を紹介しました。続いて、中期派遣留学プログラムでウラジオストクの極東連邦大学に留学した藤川茉由さん(教養学部国際学科4年次生)と、長期派遣留学プログラムでモスクワ大学留学生が登壇。留学中の学習内容やスケジュール、日々の生活、休日の過ごし方などを、実体験を交えて紹介しました。藤川さんは、「極東連邦大学への留学は、東海大学からも手厚いサポートを受けることができるのはもちろんロシア語を使う環境も整っていると思います。現地の人々も日本人に対してとてもやさしく接してくれるので、生活面でも安心できる環境が用意されています」と話しました。

参加した学生からは、「留学先で学ぶ内容や授業の様子、生活などについて具体的に知れてよかった。ロシアに留学したいと考えるようになりました」といった感想が聞かれました。

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