日本語学校が選ぶ「日本留学AWARDS」で入賞しました

一般財団法人日本語教育振興協会「日本語学校教育研究大会」が主催する「2019年度日本留学AWARDS」が8月3日に発表され、私立大学理工系部門で本学が入賞しました。同賞は、学習環境やカリキュラム、設備などが優れており、留学生に勧めたい高等教育機関を日本語学校の教員らによる投票によって表彰するものです。

本学は19学部75学科・専攻・課程に約28,000名が学ぶ大規模総合大学ですが、教員に1名に対する学生比率は1対18と小規模大学と同程度の教育環境を整えています。また、学部1、2年次生の留学生に対しては、同じ分野の大学院生がチューターとして、生活、学習面の援助を行い、学習の向上につなげているほか、国際教育センター事務室には9カ国語で対応できるスタッフを擁しており、学習・生活の全般にわたって留学生をサポートする体制を整えています。さらに、学部留学生のために、留学生カリキュラム科目を開講しています。大学入学後に必要なアカデミック・ジャパニーズ(レジメの作り方、レポートの書き方、プレゼンテーションの方法、スピーチ原稿の書き方、就職のための日本語表現)や現代日本を知るための教養科目「世界と日本」、「日本の文化・社会」を開講しています。

本学の取り組みはこれまでも、中国・韓国のみならずタイやロシア、中東諸国、中央アジア諸国の政府からも高く評価されており、2019年5月現在で、49カ国から1,133名の外国人留学生を受け入れています。

留学生教育を所管する国際教育センターでは、「本学では、一つの地域や国の枠にとらわれず、すべての学生が学びやすい環境の整備を進め、国際的に高い評価を得られる大学となることを目指しています。今回、本学の活動を、多くの留学生を受け入れている日本語学校の先生方から評価していただいたことは、大変光栄です。今後も全学を挙げて、外国人留学生のニーズに即した教育プログラムの開発や支援の充実に取り組み、グローバル時代をけん引する世界標準の人材育成にまい進していきます」と話しています。

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