Global Citizenship Seminar「2019 Bridgestone World Solar Challenge 2nd place」を開催しました

湘南キャンパスのインターナショナルカフェで12月16日に、Global Citizenship Seminar #27「2019 Bridgestone World Solar Challenge 2nd place」を開催しました。この催しは東海大学グローバル推進本部が主催し、キャンパスの国際化を進めるために、さまざまな分野の専門家や、目標に向かって挑戦を続ける学生や教員が全編英語による講演を行うものです。今回は、今年10月にオーストラリアで行われた「ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ(BWSC)2019」に出場した、東海大学チャレンジセンター・ライトパワープロジェクトのソーラーカーチームで監督を務める福田紘大准教授(工学部)が登壇。同大会で準優勝となったチームの軌跡について語りました。

福田准教授は、BWSCやチームの概要について説明し、2年に一度開かれる大会ごとにマシンのデザインや性能を変更していると紹介。BWSCに出場した2019年型Tokai Challengerの開発にあたって、空力を専門とする福田准教授は、「軽量化したマシンが風であおられないよう、シミュレーションを重ねて設計しました。また、2017年型からコックピットの可動域とフロント部分を変更しています。細かい部分ですが、こうした微調整はマシンの性能に大きな変化をもたらします」と、映像を示しながら解説しました。続いて大会のダイジェスト映像を上映し、「トラブルに見舞われて離脱するチームが多かった中でも、東海大は大きな故障もなく順調に走行した」とレースの様子を振り返りました。福田准教授は、「東海大ソーラーカーチームには27年の歴史があり、過去10年にわたって世界トップレベルの実力を維持していますが、スポンサー企業の協力を得て高性能なソーラーカーを開発できているからこその成果です。今大会で準優勝という結果を残すことができたのも、多方面からサポートしてくださった方々のおかげだと感じています」と語りました。

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