職員向けの「HTICオンライン英語研修」を実施しました

東海大学では11月から12月にかけて、職員向けの「HTICオンライン英語研修」を実施しました。留学生と接する機会の増加とともに、海外の研究機関などとの連携も増していることを受け、グローバルユニバーシティの職員にふさわしい能力を身につけることを目的にグローバル推進本部が企画したものです。例年はアメリカ・ハワイ州にあるハワイ東海インターナショナルカレッジ(HTIC)での研修を行ってきましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、今回はオンラインでの実施となりました。

9名が参加した初級クラスのプログラムは、11月11日から12月2日まで毎週水曜日に計4日間実施。英語でのミーティングメモやEメールの書き方について、それぞれの職場で英語を使う場面を想定しながら学んだほか、英語でグループワークを行うことでコミュニケーション力も磨きました。一方12月10、11日に行った中上級クラスには学外からの応募者を含めた6名が参加。こちらも各参加者の職場で必要になる指示書や手順書、ショートレポートを参加者が作成したうえで、講師によるレビューと参加者同士による意見交換を交えて一般的な書類の書き方や適切な表現方法などを学びました。

参加者からは、「ビジネス英語でのEメールと手紙、メモの特徴や違いが分かり、状況に合わせた書き方を学べる実用的な内容でした。他の部署でこうした文書を用いるシーンや言葉遣いなどの情報も共有してもらい、とても参考になりました」「メールや文章の正式な書き方について基礎を身につけることができました」「学内外の参加者と意見を交わすことができたほか、英語での通知やレポートの作成スキルを得られました。この先、身につけるべき知識や、伸ばすべき能力に気づく機会にもなりました」「グループで協力しながら学習することの楽しさを再発見できました」といった感想が聞かれました。