春学期「学位授与式」を3キャンパスで挙行しました

春学期「学位授与式」を3キャンパスで挙行しました

2014年度の東海大学春学期学位授与式を、9月18日に本学の3キャンパスで挙行しました。東海大学では春と秋の年2回、湘南・熊本・札幌の3キャンパスで学位授与式を行っています。熊本・阿蘇の両キャンパスの学生は熊本で、札幌キャンパスでも同日に授与式を執り行い、全国で351名が卒業しました。

18日の午前中、湘南キャンパス2号館で行った学位授与式では、湘南、代々木、高輪、清水、伊勢原の各キャンパスの大学院生、学部生らに対して、学位記ならびに修了証を授与しました。内訳は、博士19名、修士30名、学士239名、乗船実習課程17名、別科日本語研修課程18名の計323名です。なお、熊本では学士17名、札幌では学士11名がそれぞれのキャンパスを巣立ちました。

髙野二郎学長は式辞で、卒業生をはじめ保護者らにお祝いを述べるとともに、「進む道はそれぞれ異なりますが、本学で体験したあらゆることは必ず役立つものであると確信しています。自信を持ってそれぞれの道を歩んでください」と語りました。また、「グローバル化が進む社会には経済、環境、エネルギー、政治、宗教、民族をめぐる多様な問題が国境をこえて広がっています。われわれは常にグローバルな視点に立ち、問題解決に取り組まなければなりません。そのためにも、卒業生の皆さんには、大学で身につけた専門分野の知識や教養を土台に、新しい知識を獲得するとともに、社会に貢献し、自らの成長を目指してください」とエールを送りました。

祝辞では松前達郎総長が、今後に向けた期待を語るとともに、「在学中ともに悩み語り合った友人たちと培った信頼と友情の絆は人生の宝です。ぜひとも大切にしてください。また、現代は情報が力を持つ時代です、世の中には作為や捏造、誇張、偽装など巧みに作られた情報が氾濫しています。それらの上辺だけを見て良し悪しを決めてしまうのではなく、その奥にある真実を見極めてもらいたい。本学で培った思想と養った洞察力が必ずや誤りのない判断をもたらすと確信しています」とすべての卒業生にはなむけの言葉を送りました。続いて、松前義昭理事長・副総長が登壇。創立者・松前重義が教育の指針として掲げた「若き日に汝の思想を培え、若き日に汝の体躯を養え、若き日に汝の智能を磨け、若き日に汝の希望を星につなげ」の4つの言葉について解説し、「この4か条にはこれからの人生を前向きに過ごしてほしいという願いがこめられています。私からも皆さんが今後、しっかりとした人生観を確立し、輝く未来に向けて進むことを祈念します」と語りました。

春学期「学位授与式」を3キャンパスで挙行しました

春学期「学位授与式」を3キャンパスで挙行しました