英語読本を多読した学生を表彰しました

英語読本を多読した学生を表彰しました

東海大学外国語教育センターでは7月10日、英語を母国語としない学習者のための英語読本「グレイディッド・リーダー」を、昨年度の秋セメスター期間中に40冊以上読んだ学生の表彰式を、湘南キャンパス1号館で実施しました。表彰の対象になったのは本センターの開講科目で英語を学ぶ学生68人で、式には18人が出席しました。

本センターでは、学生が英文を楽しみながら読むことで英語への苦手意識を克服し、英文の多読速読力を高めることを目的に、童話や小説など幅広いジャンルの約1万冊をこえる蔵書をそろえ、授業の前後などに学生たちに貸し出しています。初級者から上級者まで10段階の難易度別になっているため、自分の学習レベルに合わせて読みたい本を選べるのが特徴です。

表彰式では、本センター次長の吉成雄一郎教授が「40冊以上の英語読本を読むのは大変だったと思いますが、それを成し遂げたことで一人ひとりの自信につながる経験になったと思います。面白くて自分の糧になるグレイディッド・リーダーの魅力を、友人にもぜひ教えてあげてください」と語り、と達成証と記念品を学生一人ひとりに手渡しました。表彰を受けた学生は、「先生に勧められて読み始めましたが、英語の単語を自分で訳しながらじっくり読んでいくので、日本語で読むよりも印象に残って面白かった。40冊を読んだことでTOEICの点数が上がり、英語力が付いたことを実感できました」「これまでは英語の本を読むことがなかったので、このような機会を与えてくれた先生方に感謝しています」と感想を述べています。

英語読本を多読した学生を表彰しました