中島功教授が国際連合専門機関の議長に就任しました

医学部の中島功教授がこのほど、国際連合の専門機関であるITU(国際電気通信連合)開発部門スタディグループ2課題2/2の議長に就任しました。同部門は開発途上国への電気通信技術援助を進めており、スタディグループ2では主に遠隔医療を扱います。

中島功教授

ITUにおいて、通信部門以外の医師が議長に就任するのは初めてです。中島教授はこれまでも14年にわたりITUの無線通信部門において副議長として貢献。東海大学総合医学研究所ではITUからの依頼を受けて、途上国での遠隔医療エキスパート養成を担ってきました。中島教授は、「これまでもITUに対して、通信技術を用いた鳥インフルエンザウイルス追跡のための周波数についての課題や途上国の遠隔医療政策などについて提言してきました。今後も活動を継続したいと思います」と話しています。