総合社会科学研究所の小嵜秀信客員准教授がイーコマースEXPO東京産学官連携セミナーで講演しました

東海大学総合社会科学研究所Eコマースユニットの小嵜秀信客員准教授・研究員と町田知世研究員が2月14日と15日に東京ビッグサイトで開かれた「イーコマースEXPO2017東京」(主催:UBMジャパン株式会社)の特別講演・産学官連携セミナー(パネルディスカッション)で、パネラー、モデレーターとして登壇しました。この催しは、テレビ、ラジオ、カタログ、雑誌などの通販ビジネスと、BtoC、BtoB、CtoCの領域におけるイーコマースビジネスを成長させる革新的なサービスが集結する国内最大のEC・通販向け一大イベントで、今回が10回目となります。セミナーは、「産学官の考えるEコマース市場の現状と未来への可能性~オムニチャネル、越境、AIなどの最新分野から人材育成まで~」と題して15日に実施。企業の流通、販売関係者ら約180名が聴講しました。

小嵜客員准教授は、経済産業省商務情報政策局情報経済課長の佐野究一郎氏、雑誌の定期購読専門サイトを運営し、約1万誌の販売を手掛ける株式会社富士山マガジンサービス代表取締役の西野伸一郎氏とともにパネラーとして登壇。モデレーターの町田研究員の進行で、Eコマース市場の現状や課題について説明し、オムニチャネルやAI(人工知能)がビジネスにもたらす影響、越境EC(インターネットによる国際的な商取引)による市場規模の拡大、今後発展しそうな新ビジネス領域などをテーマに意見を交わしました。今後の展望について小嵜客員准教授は、「日本初の学術研究機関として、Eコマースを学問として体系化し、産官学との連携を図りながら政策提言を行っていくとともに、大学や大学院で研究や人材の育成に取り組む環境を整えたい」と語りました。

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