東京都市大学と包括協定による機器利用説明会を実施しました

東海大学研究推進部では11月16日に、東京都市大学世田谷キャンパスで「機器利用説明会」を実施しました。東京都市大学と本学が今年5月に締結した研究交流に関する包括協定に基づいて行ったものです。本学技術共同管理室と東京都市大のナノテクノロジー研究推進センターは、いずれも文部科学省の「先端研究基盤共用促進事業(新たな共用システム導入支援プログラム)」の採択を受けており、説明会は研究施設・設備の相互利用促進に向けた取り組みとして企画しており、9月には本学湘南キャンパスで東京都市大が所有する機器利用についての説明を実施しています。

当日は、本学から研究推進部技術共同管理室の吉澤好良室長代行と小田慶喜技術職員が出席。東京都市大からは、丸泉琢也副学長(総括・研究担当)をはじめ各学科の教員や学生、職員ら14名が参加しました。説明会では小田職員が共同技術管理室について紹介。設置している機器の導入時期やコンディション、稼働状況について説明するとともに、核磁気共鳴装置(NMR)、電子スピン共鳴装置(ESR)、飛行時間型二次イオン質量分析装置(TOF-SIMS)、液体クロマトグラフ質量分析装置(LC-MS)、有機微量元素分析装置、蛍光X線装置(XRF)など東京都市大には設置されていない化学系分析装置について、より詳細に説明しました。研究での分析・評価手段として興味があり、予備知識も有していた参加者も多く、各装置の詳細な仕様から具体的な利用方法に至るまで熱心な質疑応答も行われました。また、終了後には利用手順や連絡方法などについて個別の相談も行い、さっそく本学の機器の利用の希望も寄せられました。

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