「IRAGO Conference 2019」を開催しました

東海大学では10月29日に、東京都調布市の電気通信大学で「IRAGO Conference 2019」を開催しました。この催しは、国内外の研究機関や企業で活躍する研究者・学生が最新の研究動向に触れ、ネットワークをつくる機会として電気通信大学と豊橋技術科学大学、本学が共同で毎年開催しているものです。今回は、本学から山田清志学長をはじめ、マイクロ・ナノ研究開発センターの喜多理王所長(理学部物理学科)、槌谷和義教授(工学部精密工学科)が運営委員として企画・運営に携わっています。

研究者や学生、高校生ら約150名が参加した今年度は、全体テーマを「持続可能な社会構築への貢献」に設定。国内外の研究者が、気候変動が激しい現代における水確保の問題や睡眠と免疫力の関係などについて講演しました。さらに分科会形式で行われたミニセミナーでは、荒木朋洋九州キャンパス長(農学部バイオサイエンス学科教授)が「熊本地震における東海大学の経験と危機管理体制」について講演しました。また、全国の学生や大学院生、研究員らによるポスターセッションも行い、本学からは8名が参加。ガネシュ・クマール・マニ研究員(工学部精密工学科・槌谷和義教授研究室)がポスター賞を受賞しました。

喜多所長は、「IRAGO Conferenceは、高校や企業との結びつきが強く、教育的かつ社会貢献につながると同時に大学のアピールができる特徴を有しています。マイクロ・ナノ研究開発センターとしても引き続き運営などに携わり、学生教育と研究の活性化を図っていきます」と話しています。

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