湘南キャンパスを中国・北京体育大生が訪問しバドミントンで交流しました

湘南キャンパスを中国・北京体育大生が訪問しバドミントンで交流しました

湘南キャンパスに12月4日、中国でスポーツを学ぶ学生ら32人が訪問。バドミントンでともに汗を流し、友好を深めました。今回の訪問は日本政府が推進するアジア諸国の青少年交流事業「JENESYS2.0」の一環で、公益財団法人日中友好会館の仲介で本学に協力依頼があったもの。中国有数の体育大学である北京体育大学の学生27人と引率の教職員5人が、本キャンパスを見学したのち、バドミントン部(部長教員:体育学部伊藤栄治准教授)との練習試合を行いました。

北京体育大の学生は全員初来日で、バドミントンの経験者。武道館や15号館のフィットネスルーム、低圧室など体育施設を中心にキャンパスを見学した後、総合体育館に移動しました。練習試合に先立ち、本学国際部の片山恵一部長(工学部教授)が挨拶し、「東海大学の創立者・松前重義博士は柔道を愛好し、国際柔道連盟の会長も務めました。スポーツを通じた国際平和の実現を目指しており、本学のスポーツ振興にも努めた方です」と本学のスポーツを通じた国際交流の一端を紹介するとともに、「今日はくれぐれもケガをしないように、交流を楽しんでください」と歓迎の言葉を送りました。

試合では、両国の学生がともに一つのシャトルを追いかけるうちに打ち解け、対戦も日本対中国の組み合わせから、やがて「日中男女混合ダブルスへ」に。ネット越しに笑顔を交換し、コートに歓声を響かせました。北京体育大生は、「初めて訪れた日本で、同年代の、しかも同じバドミントンが好きな人と交流ができ、すごく楽しかった。訪日前は難しく考えていたが、すぐに仲良くなることができた」「今度はぜひ中国、北京を訪問してほしい。大歓迎します」といった声が聞かれ、東海大生からは、「失礼なことがないようにと緊張していたけれど、中国の方がみんなフレンドリーに接してくれてうれしかった」「たとえ言葉が通じなくても、スポーツで国際交流ができることにあらためて気づいた」などの感想が聞かれました。訪問団を引率した北京体育大学教育学院(日本の大学院に相当)の王華倬院長は、「東海大学で貴重な体験をさせていただき、心に深い印象が残った。こうした機会が両大学、さらに日中友好の一歩になれば」と話していました。

湘南キャンパスを中国・北京体育大生が訪問しバドミントンで交流しました

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