湘南キャンパスで2020年度秋学期学位授与式を執り行いました

湘南キャンパスで3月24日、25日に2020年度秋学期の学位授与式を執り行いました。今年度は大学院博士課程15名、同修士課程264名、文学部882名、政治経済学部400名、法学部251名、教養学部317名、体育学部434名、理学部280名、情報理工学部180名、工学部1232名の計4255名に学位記を授与。別科日本語研修課程の修了生29名にも修了証を授与しました。今回の式典では、手指の消毒やマスク着用、出席者の間隔を空けるなど十分な新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で、24日午前に大学院博士課程、午後に同修士課程、25日は第1部で政治経済学部・教養学部・理学部・情報理工学部、第2部で工学部・別科日本語研修課程、第3部で文学部・法学部・体育学部の式典を挙行しました。

24日の大学院生を対象とした式は2号館大ホールで実施。午前・午後とも山田清志学長から学位記を、各研究科長からメダルを授与しました。式辞では、山田学長が英語でスピーチ。コロナ禍の中で学生生活最後の1年を送らざるを得なかった卒業生たちを激励し、「本学大学院を修了した誇りと自信をもって、社会をリードする人材になってください」と語りかけました。

25日は総合体育館を会場に実施。式では各学部の総代に山田学長が学位記を手渡し、式辞では英語でコロナ禍の中でオンライン授業などの「ニューノーマル」なライフスタイルに対応してきた1年を振り返るとともに、学位記は日本語版に加えグローバルな時代で活躍する人材となるよう願いを込めて英語版を発行し、すべての学位記に直筆で署名したことを紹介するとともに、サイモン&ガーファンクルのヒット曲『Bridge Over Troubled Water(明日に架ける橋)』の歌詞を引用して「この曲を通して、東海大学はいつもあなたの側にいて、あなたと一緒に歩いているということを伝えたいと思います。そして、本学がブランドメッセージとして掲げている『Think Ahead, Act for Humanity』を忘れないでください。卒業生の皆さんの活躍を期待しています」とエールを送りました。続いて、総長賞受賞者の代表に髙野二郎副総長から表彰状が、各学部長から記念品が授与されました。閉式後は学科ごとに教室に分かれ、卒業生一人ひとりに学科長らから学位記が手渡されたほか教員から激励のメッセージが送られました。

卒業生たちは、「東海大学での4年間で生涯の友達をつくることができました。これからも自分たちの夢に向かって頑張っていきます」「新型コロナの影響で学位授与式が開かれるかどうかわかりませんでしたが、4年間をともに過ごした仲間と最後に会うことができてよかったです」と笑顔で語っていました。