「サーフィンサークルCORE」が秋期全日本学生サーフィン選手権大会で団体戦優勝を果たしました

湘南校舎で活動する本学準公認サークル「サーフィンサークルCORE」が10月22日、23日に、千葉県鴨川市東条海岸のマルキポイントで開かれた「第51回秋季全日本学生サーフィン選手権大会」に出場し、大学生の部の団体で2年ぶりに王座を奪還しました。

一般社団法人日本学生サーフィン連盟(NSSA)が主催する同大会は、学年やサーフィン検定の階級ごとに分けられる8クラスで行われ、COREのメンバーでは「スペシャルメンクラス」で持齋心選手(観光学部3年次生)が3位、休場匠選手(体育学部1年次生)が4位、「メンAクラス」で下田耀生選手(工学部2年次生)が準優勝、「ロングボードメンクラス」で休場選手が優勝、「フレッシュメンクラス」で中野史響選手(理学部1年次生)が4位、「フレッシュウィメンクラス」で酒井紫帆選手(児童教育学部1年次生)が準優勝、類家光咲選手(経営学部1年次生)が3位、辻本実愛選手(法学部1年次生)が4位と、各クラスで好成績を上げました。また、他大生ながらもチームに参加してくれている机柊哉選手(常葉大3年次生)が「スペシャルメンクラス」で準優勝しました。この結果から、各クラスの総合得点で競う団体戦での優勝につながりました。

下田選手は、「大会直前に建築学科の課題提出があったため、サーフィンの練習との両立は大変でしたが、チームで目標に掲げていた総合優勝に貢献できてよかった。互いに高め合える環境づくりができていたと思います」と語り、2競技で入賞を果たした休場選手は、「普段はショートボードが専門なのですが、COREにはロングボードに出場する選手が少ないためエントリーしました。総合優勝できて安心しています」と話し、初の大会出場となった酒井選手は、「結果にこだわりすぎず、『とにかく楽しもう』という思いで臨みました。自分にやれることは全て出し切ったと感じています」と振り返りました。

また、COREは今大会を区切りに世代交代するため、次期主将を務める鈴木瑛斗選手(文学部2年次生)は、「主将としてチームをまとめるのはもちろんのこと、メンバーの意見をしっかりと取り入れて全員でCOREをつくり、大会連覇を目標に活動していきます」と語り、マネージャー長を務める吉山比那さん(観光学部2年次生)は、「優勝という結果を受けて、東海大学の看板を背負っているということをあらためて感じるとともに、さらに気を引き締めようと思いました。選手たちが連覇に向けて集中して活動が行えるように、コミュニケーションを取って全力でサポートしていきたい」と意欲を見せました。

さまざまな学部学科のメンバー88名で構成されるCOREは、主に第1日曜日と第3土曜日に活動。今年度迎えた約40名の新入生の大半が未経験者のため、「サーフィンを楽しんでもらうこと」をモットーに、3つのグループに分かれて練習しています。大会に出場する選手は、自主的に海に出向いて、サークルOBのプロサーファー小川葉良選手(工学部応用科学科2021年度卒)をはじめとするOBOGから指導を受けるなどして、本番に向けて腕を磨いてきました。主将を務める駒崎仁耶選手(文化社会学部3年次生)は、「昨年度からこの大会での優勝を目標に掲げて、チーム一丸となって活動してきました。新入生が楽しそうにサーフィンをしている姿を見てモチベーションが上がるとともに、OBOGやマネージャーのサポートが結果につながったと考えています。今回、入賞した選手の多くが1、2年次生なので、来年度に向けて個々がスキルアップし、団体だけでなく、個人としても結果を残してくれたら」と期待を寄せています。