男子ラクロス部が関東学生リーグ戦2部Bブロックで2位通過し、入れ替え戦に勝利して7年ぶりの1部昇格を決めました

湘南校舎で活動する男子ラクロス部が8月14日から11月6日にかけて、各地で開催された「第34回関東学生支部リーグ2部Bブロック」で6チーム中2位に入り、1部昇格をかけた入れ替え戦に出場。11月19日に、江戸川区臨海球技場で1部5位の明治学院大学と対戦し、4-2で勝利を収め7年ぶりとなる1部への昇格を決めました。

男子ラクロス部は、部員全員が大学から競技を始める環境の中、今年は、「1部で戦えるチームづくり」をモットーに掲げ、ウエイトトレーニングや食事量の調整などを徹底して体づくりに力を入れるとともに、課題となっていたオフェンス時にボール保持時間を長くする「ポゼッション」の強化に重点を置いて技術を磨いてきました。リーグ2部Bブロックでは、成蹊大学に惜しくも敗れたものの、その他4大学にはすべて勝利しました。明治学院大との入れ替え戦では、強化してきたオフェンス力で先制点を獲得すると、フィールド上の各選手が決められたゾーンを守る「ゾーンディフェンス」を展開。同点に追いつかれる場面もありましたが、相手のディフェンスの隙を見つけて、すぐさま点を返し、勝負を決めました。

主将の大木康征選手(体育学部4年次生)は「私が1年次生の時以来となる入れ替え戦であり、その時から今まで1部昇格を目指して練習に励んできました。今年度は、オフェンスの課題解決に向けてパスキャッチをはじめとした基礎練習を増やしたほか、筋力トレーニングによる体づくりにも力を入れ、選手全員が体格やパフォーマンスに大きな変化を起こしてきました。7年ぶりの1部昇格は、コーチの指導をはじめレギュラー以外の部員やスタッフのサポート、OBOGや女子ラクロス部からの応援があったからこその結果だと考えています。私たちの学年はこの大会で引退となりますが、今の1、2、3年次生が来年度の1部リーグに向けて高い意識を持ってよいチームをつくり、結果を残していってほしい」と期待を寄せました。スタッフリーダーとして部員をサポートした金子菜穂さん(文化社会学部4年次生)は、「選手をただ支えるのではなく、サポートする私たちもレベルアップできるように綿密なコミュニケーションによる情報共有や環境・雰囲気づくりを意識してきました。1部リーグは今まで以上の練習量や技術を磨く必要があるので、後輩には選手とともに切磋琢磨し、部を盛り上げていってほしい」と話していました。

【関東学生支部リーグ2部Bブロック 試合結果】

東海大 5-1 千葉大学

東海大 6-4 東京農業大学

東海大 3-2 上智大学

東海大 1-10 成蹊大学

東海大 7-2 明星大学