ラボラトリートレーニングプログラム(KMITL学生)の研究成果発表会と修了式を実施しました!

東海大学では5月24日から7月3日まで、タイ・モンクット王ラカバン工科大学(KMITL)の学生を対象にしたラボラトリートレーニングプログラムを実施しました。KMITLと本学が結んでいる学術交流協定に基づいたもので、6月30日には湘南キャンパスのコムスクエアで研究成果発表会と修了式を行いました。

今年度参加した23名の学生らは期間中、希望に応じて湘南キャンパスにある工学部、理学部、情報理工学部、語学教育センターの13の研究室に所属して、それぞれの研究に取り組んできました。研究成果発表会では、衝撃波に関する実験や和模様などに関する研究の概要や成果を教員や日本人学生らに向けて発表しました。修了式では、学長室(国際担当)部長で理学部の山口滋教授から一人ひとりに修了証を手渡しました。山口教授は、「KMITLと本学は約60年にわたって交流が続いており、今年の夏には本学から6名の学生が短期留学制度を活用してKMITLを訪問します。今後もぜひよりよい関係を築いていきたい」と語りました。

チャニチャ・ピンピナンさん(KMITL学生)は、「タイでも流行している日本のアニメに登場する印象的な“和模様”をテーマに研究しました。東京都・浅草の呉服店や住民にインタビューをしましたが、東海大の先生方も含め、日本の方々は私の疑問に対して丁寧に答えてくださり、とても充実した環境で研究を進められました。このプログラムを通して日本の友人がたくさんできたので、これからもこのつながりを大切にしていきたい」と話していました。