「Kanagawa Wellness Corridor」2021年度第3回理事会ならびに臨時社員総会が開催されました

東海大学湘南キャンパスで3月17日に、一般社団法人「Kanagawa Wellness Corridor」2021年度第3回理事会ならびに2021年度臨時社員総会が開催されました。本学は神奈川県内の3市3町(平塚市、秦野市、伊勢原市、大磯町、二宮町、中井町)や企業、団体と連携して2020年度に一般社団法人Kanagawa Wellness Corridor(KWC)を設立。丹沢から湘南海岸までの都市と里山を一つの回廊(Corridor)として位置づけ、スマート化とともに広域エリアマネジメントを取り入れた、大学、自治体、民間企業による新たな地域の創生・育成を目指しています。

理事会では山田清志会長・代表理事(本学学長)の開会のあいさつに続いて、池田隆之事務局長(本学職員)が報告事項を説明。21年度末の会員数や、第1回シンポジウム「地方創生とウエルネス 生活・産業・環境の再構築」や情報交換会、3市3町協議会といった事業について語り、決算概算を報告しました。その後、2022年度事業計画及び予算案を説明し、出席者の賛成を得て承認されました。池田事務局長は、「コロナ禍で一部の活動が制限されていますが、会員の皆さんと肩を組み、手をつないで事業を展開できる日が来ることを期待しています。今後もご協力をお願いします」と話し、出席者を交えて今後の活動に対する意見交換も行われました。

続いて行われた臨時社員総会では、山田会長が「コロナ禍にもかかわらず多くの皆さんにご参加いただけたことに御礼申し上げます。今年度の事業を報告するとともに、来年度の計画について皆さんから有意義なご意見を頂戴したいと考えています」とあいさつ。池田事務局長が理事会で承認された報告事項や議題について説明し、参加者の賛成を得て22年度事業計画及び予算案が承認されました。また、猪股篤雄副会長(神奈川県顧問、本学客員教授)が今年4月から開始する「KWCスマートシティ計画」について説明。3市3町それぞれの歴史や名産を紹介し、「一つひとつの市や町ではなくエリアとして考え、横のつながりを強化することで、持続可能性が高まると考えています」と期待を語りました。