東海大学の松前義昭学長がタイ・KMITL工学部から「Person of the Year Award 2023」に選ばれました

東海大学の松前義昭学長がこのほど、本学と学術交流協定を結ぶタイ・モンクット王ラカバン工科大学(KMITL)工学部の「Person of the Year Award 2023」に選出されました。8月17日にKMITLで授賞式が行われ、代理で出席した稲津敏行副学長(理系担当)がトロフィーを受け取りました。50年を超える交流の歴史を持つ本学とKMITLでは今年度も、KMITL工学部コンピュータ工学科の学生研修団受け入れをはじめ、貫洞正明名誉教授がKMITLとの協同研究で特許を取得、KMITL音響工学・マルチメディア学科との学生交流、2023ラボラトリートレーニングプログラム受け入れなど多彩な交流活動を展開しています。今回の受賞は、KMITL工学部への支援や協力などが評価されたものです。

授賞式では稲津副学長が松前学長のメッセージを代読。1965年に初めてKMITLからの留学生を受け入れて以来58年に及ぶ両大学の歩みとともに、新型コロナウイルス禍にあってもオンラインで緊密な協力関係を維持してきた成果を強調し、「研究と教育においては、人と人との熱を感じる対面の交流こそ重要だと考えます。東海大学はこれからも皆さまと手を取り合って学術・研究活動を進めてまいりたい。また、本学卒業生であるコムサン・マリーシー先生がKMITLの学長に就任されたことを非常に誇りに思っています」と述べました。