男子サッカー部の藤井選手がJ2・大宮アルディージャに内定しました

湘南キャンパスで活動する男子サッカー部の藤井一志選手(体育学部4年次生)の、J2・大宮アルディージャ入団がこのほど内定しました。8月10日には同チームフットボール本部強化部強化担当の橋本早十氏が湘南キャンパスを訪れ、今川正浩監督(スポーツプロモーションセンター特任教授)が同席して、契約調印式が行われました。また、8月15日付けで「2023年JFA・Jリーグ特別指定選手」として認定され、今シーズンからチームの一員として試合出場が可能になりました。

藤井選手はヴィッセル神戸伊丹U-15でプレーし、付属高輪台高校では3年時に主将として全国高校選手権東京都大会Bブロックで準優勝。大学進学後は1年次生から試合に出場し、コロナ禍での大学サッカー特例大会「#atarimaeni CUP サッカーができる当たり前に、ありがとう!」でもゴールを決めるなど活躍を見せ、大学日本一を経験しました。3年次生の関東大学リーグ戦2部では13得点を決めて得点王に輝くなど、FWとしてチームの1部昇格に貢献しました。

10日の調印式後には、「小さいころからの夢がかない、やっとスタートラインに立つことができました。支えてくれた両親、指導してくださった監督やコーチにも恩返しができました」と笑顔を見せました。高輪台高の川島純一監督(同校教諭)から「大学1年目は体づくりが大切。何事も自分で考えなさい」と言われた言葉を大切に、入学時に4年間の目標を設定。「1年次はプロで戦える体づくりをして、2年次は体のキレを磨く。3年次に結果を残すとともに関東選抜にも選ばれ、4年次に特別指定選手となってプロに入る」という目標を順番にクリアして、プロ入りの夢をつかみました。「アルディージャはサポーターが熱く、NACK5スタジアム大宮での試合を見に行ったときもその応援に驚きました。早くピッチに立ってサポーターを喜ばせる活躍がしたい。楽しみしかありません」と語りました。橋本氏は、「これまでの試合も拝見しましたが、攻守両面でとても熱いプレーを見せてくれる選手。気持ちを前面に出したプレーで勝利に貢献してほしい」と期待を寄せました。