東海大学ヨーロッパ学術センターで東海大学同窓会デンマーク支部の定例新年会合を開催しました

東海大学ヨーロッパ学術センター(TUEC)で1月19日に、東海大学同窓会デンマーク支部主催の定例新年会と、日本の自動車文化に関する講演会「ドリフト、ロボットカー、そして東京モーターショー:日本からのクルマ便り」を開催しました。

初めに、同窓会デンマーク支部会長のサム・K・ステファンセン氏が「今年も同窓会の活動を通してデンマークと日本の連携を強めたい」とあいさつしました。続いて開いた講演会の講師を務めたフレデリック・ハウスヒルト氏は自動車専門雑誌『Bil Magasinet/Børsen』のライターで、コペンハーゲン大学日本語学科に在籍しており、本学への留学経験もある方です。当日は、デンマーク国内で本学同窓生を含め50名近い来場者がありました。

ハウスヒルト氏は、日本は世界でも類を見ない自動車文化を誇り、福島では地元の“ドリフター”たちが聖地と呼ぶサーキットでエンジン音とタイヤの悲鳴を響かせ、街では信じられないほど効率的なハイブリッドカーが賑わう様子、横浜で開かれた大規模なクラシックカーラリーやモーターショーの最新状況を報告しました。

終了後は、デンマーク在住の同窓生とともに意見交換し、交流を図りました。TUECのヤコブ・スキュット・イエンセン事務長は、「このような機会を通じて、同窓生の絆を強化するともに、デンマークにおける東海大学の存在価値を高め、日本の社会、文化にも関心を持ってもらえれば」と述べました。