湘南校舎で活動する男子柔道部の軽量級主将で体育学部4年次生の内村秀資選手が、明治安田生命保険相互会社主催の「地元アスリート応援プログラム」に選出され、5月13日に平塚支社で支援金目録贈呈式が行われました。同プログラムは、明治安田生命「地元の元気プロジェクト」の一環で2020年11月からスタート。地元から世界を目指す若手アスリートに遠征費や用具費などの不安を忘れて練習に集中できる環境を提供するとともに、地元住民が“わが町の英雄”を応援する場と子どもたちの夢を育むことを目指しており、今年度は全国で計61名が選ばれました。内村選手は昨年度、全日本学生体重別選手権大会の男子73kg級で優勝し、学生団体での2冠にも貢献するなど、これまでの実績が評価されました。
目録贈呈式では、平塚支社長の山本恵氏が同プログラムの概要を説明。「内村選手を応援し、手を携えながら一緒に汗を流していくことが平塚市を元気にすると考えています。6月からは朝日新聞社が運営する『A-port』を使って各選手を応援するクラウドファンディングも始まります。地域一体となってさらに内村選手を応援していきたい」と語り、目録を手渡しました。続いて来賓あいさつとして平塚市社会教育部部長の平井悟氏が、「柔道界のトップアスリートとして市内で練習に励む内村選手の存在は子どもたちの励みになっています。東海大学と平塚市は日ごろからさまざまな事業で交流しており、内村選手が支援選手に選ばれたことを大変うれしく思います」とコメント。男子柔道部の上水研一朗監督(体育学部教授)は、「内村は昨年、飛躍的に成長した選手で、プレッシャーを力に変えることができます。支援選手に選ばれたプレッシャーをやりがいに変え、前向きに取り組んでくれるのではないかと期待しています」と語りました。内村選手は、「普段の練習からご指導いただいている上水先生、柔道部の仲間たちの協力があってこれまでの成績を残すことができました。今後も明治安田生命や地域の皆さまをはじめ、関係者の方々、指導者の先生方、仲間たちへの感謝の気持ちを忘れず、目標とする日本一、世界一に向けて日々の練習に取り組んでいきたい」と決意を語りました。