学生と大学院生が「まちをつくる建築学生コンペティション『WHITE NOTE DESIGN AWARD 2025』」で入賞しました

建築都市学部建築学科の岩﨑克也教授(学部長)の研究室に所属する学生と大学院生が、12月13日に新潟県南魚沼市の建設会社「株式会社嶋田組」本社で実施された「まちをつくる建築学生コンペティション『WHITE NOTE DESIGN AWARD 2025』」(主催:島田組)の最終プレゼンテーションで入賞しました。今年度新設されたコンペで、同市のJR浦佐駅西口をフィールドに「多世代が交流するコミュニティハブ」のアイデアを競いました。

大学院工学研究科建築土木工学専攻1年次生の浦勇樹さんと佐藤結人さんの作品「大屋根が育む浦佐の営み」は最優秀賞に次ぐ「会場投票賞」に選ばれました。地下1階は「酒蔵キッチン」として地酒や新潟の名産品を味わえる場所とし、1階は「軒下DIYテラス」として島田組によるDIYワークショップを開いて地域住民が制作した家具やオブジェを施設内や駅前に設置するといった活用法も提案。2階には「コミュニティテラス」と「コミュニティスペース」を設けています。浦勇さんと佐藤さんは、「雪国のかまくらから着想を得て、視線や動線がゆるやかにつながる一続きの空間を意識しました。南魚沼市ならではの魅力を生かして通過駅ではなく人が集うにぎやかな場を作ることを意識し、建築の可能性を感じました」と語りました。

建築学科3年次生の倉下瑞希さんは、「DOMAin – 雪に寄り添い、ともに歩む。-」と題した作品で審査員賞に当たる「優秀賞(倉知賞)」に選ばれました。新潟出身の倉下さんは、「大人になると雪は“億劫なもの”になりがちですが、天然の資源として活用し、地元住民と観光客が世代を超えて交流できるスペースにしようと考えました」と話します。屋根が敷地の中央に向かって下がる設計とし、雪を一カ所に集めて一年中地酒や野菜を冷やせる天然の冷蔵庫を設置。お土産や名産品を集めた「雪室マルシェ」や「雪室キッチン」のほか、「学習スペース」や「フリースペース」も設けるアイデアを提案しました。「審査員の方から、土間とdomain(領域)を掛け合わせたタイトルや、足湯のイメージで涼をとる『足雪』といった言葉選びが面白いと評価していただきました。地元を離れたことで改めて魅力を再認識できました」と話していました。