土木工学科開催の模擬授業を行いました

9月25日(木)に土木工学科の馬場勇介准教授が、神奈川県立秦野曽屋高等学校の1年生116名を対象に「まちづくり=土木=大好きな人の命を守る仕事。マテリアルの観点から。」というテーマで模擬授業を行いました。秦野曽屋高校卒業生の勝谷涼太さん(土木工学科3年)も参加し、和やかな雰囲気でスタートしました。
授業では、”まち”の骨格である”線”(道路・鉄道・河川・ライフラインなど)を土木が創出・整備し、線に囲まれた”点”(ビル・住居など)の創造を建築が担っており、両者が一体となって“まちづくり”をしていることを学びました。

また、”まちづくり”で最も多くされているコンクリートについて、お好み焼きに例えて説明され、小麦粉に相当するセメントが実は環境によくない事や、その環境負荷低減対策に関する最先端の研究について紹介されました。

授業の後半では、2人1組で、コンクリート(セメント)を練り混ぜ、さらにそこに「魔法の粉」や「魔法の液体」を入れた場合の不思議な現象を体験しました。コンクリートが、だんだんドロドロになったり、発熱しながら固まっていく様子を、楽しみながら観察している様子がとても印象的でした。

馬場勇介准教授は、「今回の模擬授業が、自分が本当にやりたいことを見つけるきっかけとなり、さらに、”まちづくり”や”ものづくり”の楽しさを知ってもらえたら嬉しい」とコメントしています。