児童教育学部の1期生が卒業しました

2022年度に新設された児童教育学部児童教育学科の1期生133名が、3月25日に卒業を迎えました。湘南キャンパス総合体育館で挙行された「2025年度秋学期学位授与式」に続いて開かれた学部の式典では、教員が制作した4年間を振り返る動画を上映し、山本康治学部長から卒業生一人ひとりに学位記が授与されました。

山本学部長は祝辞として、卒業生と保護者に向けた感謝の思いを述べ、「大学での4年間は、うまくいったことも、そうでないこともあったと思います。これからの人生においても、うれしいことや迷いが生じることがあるでしょう。それらを理解し、親身に支えてくれるのは大学時代の友人です。一生の宝としてこのご縁を大事にしてください。また、卒業後も何か困ったことがあれば、いつでも大学に会いに来てください。私たち教員は、いつまでも皆さんを応援しています」と語りかけました。その後は、学業成績、人物ともに優秀な学生に贈られる足利惇氏賞を受賞した川久保愛美花さんに賞状と記念品を授与。各教員からはなむけの言葉が贈られました。学生からは、「幼稚園、保育園、小学校など、4年間さまざまな現場で実習に取り組みました。毎回最初は不安でしたが、子どもたちと接する中でやりがいを感じるようになりました。忙しくも充実した4年間でした」「どの授業でも、子どもに寄り添う大切さを先生方から教わりました。卒業後は小学校の教員になるので、実践を通して学んだことを仕事に生かし、多角的な視点を持って子どもたちと接したい」といった声が聞かれました。

山本学部長は、「1期生なので、足りないことや“もっとこうしてほしかった”と思うこともあったかと思いますが、前例がない中で先生方が一生懸命支えてくれたおかげで、無事学生を送り出すことができました。保育士資格、幼稚園教諭免許、小学校教諭免許の取得率は合わせると約90%、小学校採用試験は合格率92%とそれぞれ高い数字を残し、春からは100名を超える卒業生が小学校や幼稚園、こども園、保育園、福祉施設など、さまざまな場所で専門職として活躍してくれます。一般企業への就職や大学院進学といった道に進む学生もいますが、子どもに関連する仕事や研究に携わるケースが多いので、4年間で学んだことを大いに生かしてもらいたいと思います」と話します。また、「本学部では“子どもまるごと理解”をテーマに、保育・教育の現場だけでなく、児童養護施設など福祉の現場でも実習を行い、子どもが置かれている環境を保育・教育と家庭の両面から理解しようと学びの環境を提供してきました。各自治体の教育委員会からはお褒めの言葉をいただくことも多く、各現場での経験を得て成長した学生たちを誇りに思います。この4年間の成果と課題を踏まえ、次年度以降も質の高い教育を展開していきたい」と語りました。