日系の工場見学と現地大学訪問:インドネシア・カラワン県

 インドネシアにはたくさんの日本企業が進出しています。
「アジア海外研修」(科目名:アジア研究セミナー1)で同国を訪れた学生たちは、9月4日午前中、西ジャワ州カラワン県にあるいすゞ自動車の工場を見学しました。ロボットの導入が進む日本国内の工場と比べると、人件費が安いため人の手で組み立てる工程が多いようでした。てきぱきと真剣なまなざしで作業に臨む従業員のなかには女性も。イスラーム教徒の多い国なのに、ちょっと意外でした。

歓迎式典の様子

 午後はカラワン県内の日系企業で働く勤労学生を多く抱えるブアナ・プルジュアンガン大学(UBP)へ。ちょっと仰々しくも笑いあふれる歓迎式典の後は、キャンパスツアーへ行きました。案内してくれたのは日本語を学ぶ学生たち。わずかな時間ではありましたが、好きな日本アニメのキャラクターなどの話題で盛り上がりました。UBPには日本語のネイティブの教員はいないとのことで、日本人、しかも同年代の若者との交流は滅多に無いことだったようです。今度はぜひ日本でお会いしましょう。

 日系企業が集積するカラワン県については、今回のアジア海外研修を引率した内藤耕教授が夢ナビで紹介していますので、興味がある方は御覧ください。

ブアナ・プルジュアンガン大学(UBP)
交流会での一コマ
現地関係者との記念写真