野口准教授のゼミが企業のキャッチコピーを考案するワークショップを実施しました①

クリエイティブディレクターの池端氏による特別講義

広報メディア学科野口ゼミの学生が、11月27日にクリエイティブディレクターの池端氏をお招きし、キャッチコピー制作のワークショップを行いました。広報メディア学科4年次 野口ゼミ所属の濱口夏帆さんが下記の通り取材しました。


この取り組みは、紙の本質的な価値を掘り下げ、株式会社竹尾様のファインペーパーが持つ「手ざわり」「質感」「印象」といった魅力を言葉で表現することを目的に実施されました。単なる素材としての紙ではなく、情報を伝えるメディアとしての紙の価値を見つめ直すことで、学生たちは「物事の本質を言語化する力」を養うことを目指しました。

先週には学生たちが竹尾見本帖本店を訪れ、実際にファインペーパーに触れ、その手触りや質感から得た感覚をもとにアイデアを膨らませました。
ワークショップ当日は、池端氏の講義で学んだことをもとに、学生が複数のキャッチコピーを考案し、株式会社竹尾様の担当者からも講評をいただきました。学生たちは、紙を「単なる材料」ではなく、“情報や想いを伝えるメディア”として捉える視点を学びました。

池端氏からは「言葉を導く過程での思考が丁寧で、感性がよく表れていました」というコメントが寄せられました。
学生からは次のような声が聞かれました。
「“伝え方”と“表現”の二軸から考えることで、紙の本質的な価値を捉えた上で、言葉を選ぶ理由や込める思いを意識できるようになりました。」
「“そもそもそ紙って?”という問いからキーワードを導き出す過程を学び、表現の幅が広がりました。」
今後は、今回の学びをもとに、“本質的な価値”を探りながら、表現の可能性を広げていきます。

【今回のクライアント企業】
 株式会社竹尾
 https://www.takeo.co.jp

【講師の方が所属する企業】
 株式会社インプロバイド
 https://improvide.co.jp

広報メディア学科4年次 濱口夏帆

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https://www.u-tokai.ac.jp/ud-cultural-and-social-studies/news/26022/