
本学科での学びの集大成として4年次生が挑んだ卒業制作の発表会が2月4日に開催されました。発表会では、各ゼミから選ばれた代表者たちが、作品についての20分間のプレゼンテーションを行います。
今年は以下の5名が、各ゼミの代表者となりました。

・助川ゼミ代表:原口響さん
論考「アニメーション監督 山田尚子の作家性」
・石田ゼミ代表:亀井咲歩さん
小説「バトンタッチ」
・堀ゼミ代表:倉井綾香さん
論考「ベストセラーはどのようにうみだされるのか~情報過多時代における分析~」
・青山ゼミ代表:高島涼音さん
小説「ストレリチア」(欠席のため代理発表)
・倉数ゼミ代表:藤島直哉さん
小説「追憶旅館」

丁寧に準備された5つの発表にたいして質疑応答も活発に行われ、それぞれの作品の魅力が発揮された充実した会となりました。
会の終わりには、「文藝工房」編集長の武川沙愛さんより、できたてほやほやの「文藝工房」最新刊の完成お披露目がありました。
緑色の小さな芽にスポットライトが当たるかわいらしい表紙が目を惹きます。
その後教員の合議の時間を挟み、大教室から打ち上げパーティーが行われる11号館COVEへ移動。
そこで学科長の助川先生による講評と各賞の発表がなされました。

今年の最優秀作品賞を受賞したのは、山田尚子の長編3作品を対象に制作や表現の変遷を分析、そこから「肯定」と「優しさ」の思想を核とする作家性を明らかにするという論考に挑んだ助川ゼミの原口さん。
受賞後、「山田作品への愛を評価していただけたことはとても嬉しいです。書きたかったことは書けたのですが、自分のなかではまだ不完全燃焼の感もあります。関連資料は膨大にあるのですが、それを1つの論考としてまとめるために流れや統一感を持たせる作業に苦労しました。卒業後はアニメの製作会社に就職する予定です。どの業務に携わるかは未定ですが、最終的にはプロデューサーを目指しています!」と語ってくれました。

教員特別賞を受賞した宮下さん
ついで最優秀発表賞発表が倉数ゼミの藤島さんに、加えて、提出されたすべての卒業制作作品のなかから突出した独創性を感じさせる優れた作品として、「教員特別賞」が倉数ゼミの宮下駿さんの「雑文集 流れる」に授与されました。
さらに今年は、体調不良のために欠席した代表者に代わり、急遽招集され代理発表を乗り切った青山ゼミのメンバー濁川雄大さん、石井彩葉さん、阿部綾花さん、平澤幸芽さんに「友情特別賞」が贈られました。

賞の発表が終わったあとは、いよいよお楽しみの打ち上げパーティーの始まり。
皆緊張から解き放たれ、笑顔が弾けます。
仲間たちと食事とおしゃべりを楽しむなか、今年はサプライズで助川先生が『ハズビン・ホテル』のアラスターのコスプレを披露し、会場は大歓声!
パーティーは最後までおおいに盛り上がりました。




