日本広告学会主催の学生コンペ「学生広告クリエーティブ賞」において広報メディア学科の学生が佳作を受賞しました

日本広告学会が主催する学生の企画コンペ「第6回学生広告クリエーティブ賞」において、文化社会学部広報メディア学科・片山ゼミの学生チームが佳作を受賞しました。

片山ゼミでは、プロジェクト活動の一環として同コンペに参加。受賞したチーム「ぽたぽたけつろ」のメンバーは、杉山暁哉さん、藤川珠羽さん、佐藤梨芹さん、古松優斗さん、深谷希美さん(写真左から)の5名です。

今回のお題は
「デジタル書籍で本を読む人が増える中で、本屋さんに行く20代を増やすにはどうすればよいか?」具体的な本屋を取り上げ、課題発見からアイデア・実行策までをお考えください。
というもの。

「ぽたぽたけつろ」のメンバーは、本屋が、本や文具などの購入やイベント参加などの目的がないと立ち寄る機会が少ないことを問題提起。合わせて若者の一人旅の需要が高まる一方で「楽しみ方が分からない」「魅力的な一人旅プランがない」ことから、本屋をめぐる「ひとり旅体験」をつくる企画【本屋旅帳(ほんやたびちょう)―ページをめくるように、本屋をめぐろう―】を提案しました。

これは、「本屋旅帳」(300円)を片手に、街の個性豊かな本屋を巡る “旅 × 本屋” の体験型企画です。

【体験の流れ】
1.東京・神奈川・埼玉・群馬・茨城・栃木の個性派書店を対象に、本屋で「本屋旅帳」を購入
2.各本屋で スタンプ+オリジナルしおり を獲得
3.旅帳に「今日の出会い」「手に取った本」などを記録
4.2〜3軒巡るごとに特典をゲット
 ・2軒:選書おみくじ
 ・3軒:オリジナルトートバッグ
 ・全店制覇:店主があなただけに選ぶ「1冊」が贈られる(事前アンケート記入)

チーム名「ぽたぽたけつろ」は空調から結露したことがきっかけ

本企画により、
【企画のコアアイデア】
・本屋を「御朱印巡り」のような行き先にしたくなる目的地へ変える
・旅行やレジャーへの支出意欲が高く、ひとり旅をしたい20代がターゲット
 ⇒「ひとり旅の楽しみ方が分からない」という課題も解決できる
・本屋巡りという行動のきっかけを提供し、街の本屋との出会いを生み出す
ことができると考えています。

ぽたぽたけつろメンバーの学生は、

杉山さん
「自分たちが当初考えていた案は、本屋に行かせることを目的としたテーマではなく、本を読ませることや購入させることを目的になってしまいがちだったため、お題に沿ったテーマにするために苦労しました。」

藤川さん
「昨年も学生広告には挑戦しましたが、賞を得ることができず、リベンジしたいという思いがありました。自分たちの思いをいかに課題に沿って伝えられるか、A4一枚の限られたスペースにパッと見て分かるように工夫しました。」

佐藤さん
「広告を学ぶ中で“人の心を動かす”ことに興味を持つようになり、実際のコンペに挑戦することで自分の発想力や表現力を試せると考え参加しました。限られた文字数やビジュアルの中でアイデアを伝えるのは難しかったですが、言葉選びを工夫しながら、チーム全員が納得のいく形にまとめることができました。」

古松さん
「自分は本を入手する時、オンラインで購入することが多いため、本屋に行くことよりも日常の中にまぎれるような形が良いと思っていました。初期は電車中に本屋を作るというアイデアを提案しており、その流れで御朱印のように本屋を訪ねるという案が生まれました。」

深谷さん
「6人の班員がいたため、それぞれのイメージや意見をすり合わせ、1つの企画書に落とし込むのは大変でした。ただ、普段からおのおの情報のアンテナを張っているので、それを掛け合わせていくことができて良かったです。」

と振り返りました。

※コンペの名前が音引きの「クリエーティブ」なのは、電通式の呼び方(従来、電通は「クリエーティブ」で、博報堂はじめ他社は「クリエイティブ」)になります。

日本広告学会クリエーティブ委員「学生広告クリエーティブ」とは】(HPより抜粋)
本コンテストは、大学や専門学校などでマーケティングや広告を学ぶ学生を対象にした、企画の立案を通じて思考力や創造性を育む、教育目的のコンテストです。見た目の綺麗さだけでなく、背景にある戦略も重視していますので、デザインツールが使えなくても大丈夫。文系、理系、デザイン系、どなたでも参加可能です。時代を切り開くアイデアをお待ちしています。
(中略)昨年から「ある特定の共通課題に対するアイデアを募集するコンテスト」にアップデート。課題の着眼点や解決策の切り口の良し悪しなど、他チームと自チームの差分をより実感を持って体感・学習いただけるプログラムとして設計しました。「企画ってどんなもの?」「企画職って何してるの?」といったことに興味がある学生はぜひ参加してみてください。