【新任教員紹介】ヨーロッパ・アメリカ学科:平井 彩可

2026年度、ヨーロッパ・アメリカ学科では1名の教員が新たに着任いたしました。
平井彩可先生にお話しをうかがいました。

専門を教えてください
西洋美術史、特に15世紀イタリアの絵画を研究しています、平井彩可です。造形的な魅力はもちろん、どんな人がどんな想いでこの作品を作ったんだろう?と、作品自体や様々な史料を手掛かりに紐解いていくロマンがあります。

   冬のアッシジにて、一日のおわりを告げる空

研究をはじめたきっかけは何ですか
祖母と母が茶道教室をしていた影響で、こどもの頃から文化芸術に興味がありました。もともと医学部を目指していたのですが、高校時代の留学先で、文化芸術を学問的に扱う「芸術学」という分野があることを知り、志すことを決めました。西洋美術史にフィールドを定めたのは、初めてウフィツィ美術館(フィレンツェ)を訪れた際に、フィリッポ・リッピの《聖母子と二天使》にひとめぼれしたから。

ヨーロッパ文化の研究の魅力を教えてください
自分が生まれ育った環境とはまったく違う文化、馴染みのない文化は、研究対象としても人生経験としても興味深いです。新たな世界、新たな自分自身に出会うことができます。また、文化圏を超えて共感できる“人間の本質”を知ることもでき、たくさんの「出会い」という魅力があります。研究も大事ですが、調査先でのおいしいものとの出会いも楽しみです。

   フィレンツェの街を一望できるお散歩コースの途中

ヨーロッパ・アメリカ学科の魅力を教えてください
ヨーロッパ、アメリカという、時代の先駆者となってきた国々について学べるところです(「先駆けであること」という東海大学のブランドメッセージにもぴったりですね!)。特に文化面で言えば、ヨーロッパの長い伝統が、今日の文化の基礎ともなっています。伝統を重んじ、同時に常なる変化を求めてきた国々に、東海大生が学ぶことは多いと思います。個性豊かな先生方のおかげで学科内が明るいのも魅力です!

受験生や学生へメッセージをお願いします
「頑張る場所」をつくってほしいです。あのときあの場所で、自分は全力で頑張ったんだ、と振り返ることのできる場所、胸を張って思い出すことのできる場所をつくってほしいと思います。そういう場所があることは、自分の力に対する自信につながるからです。みなさんにとって東海大学がそういう場所になれば嬉しいですね。

お気に入りの調査先のひとつ、コートールド・ギャラリー(ロンドン)