地域から若者が消えていく。加速する少子高齢化に対する危機感はとくに地方に強く、それは首都圏に近くて、東京都心への通勤者も多く抱える静岡県東部でも例外ではありません。
アジア学科内藤ゼミの学生3人が 8 月 19 日、20 日の二日間、若者の UIJ ターンを呼び込むことに熱心な静岡県駿東郡清水町を訪れ、町の魅力と課題を考えました。


清水町はその名の通り、富士山の伏流水に恵まれた町です。初日は農業用水の水源として開発された丸池や、水量の多さからたった 1.2km の長さしかないのに1級河川に指定されている柿田川などをまわりました。
地域の誇る水環境に触れた後は、清水町役場産業振興担当の植松聡一郎さんから、町が抱えている課題についてブリーフィングを受けました。


翌日は、製造業の DX や人材開発を通して地域の活力をとりもどそうとする(株)BRICSにお伺いし、CEO の清水英治さんに事業内容をうかがいました。清水さんのバイタリティあふれるお話とスタイリッシュな社内の様子に学生たちは圧倒されていました。ものづくりの、いわば原点を探るような遊び心満載のラボや工場内は撮影禁止、その楽しい様子がお伝えできないのは残念です。



自動車部品の開発、製造を中心に積極的に海外展開を進めてきた臼井国際産業(株)にもお邪魔しました。総務部課長で米国での勤務経験もある戸野谷崇さんに事業内容等の説明をいただきました。折しも当日は、新しい思考の模索を課題とした社内研修の日、社員のみなさんのプレゼンの様子を拝見することができました。創業 85 年の伝統ある企業も急変する事業環境のなか、新しい可能性に挑戦し続けています。
沼津、三島のベッドタウンと目されがちが清水町ですが、実は先進的で活力ある企業を育む町でもありました。若者が活躍できる場所は、大都会だけではない。キャンパスを飛び出て参加した学生たちにとっては気づきの多い2日間でした。
清水町 https://www.town.shimizu.shizuoka.jp/
(株)BRICS https://www.brics.ltd/
臼井国際産業(株)https://www.usui.co.jp/