文化社会学部広報メディア学科の福野廉さん(4年次生)と深谷希美さん(3年次生)が、8月27日から29日に韓国・釜山で開催された国際広告祭「MAD STARS 2025」の学生コンペティション部門である「Young Stars」に参加しました。このコンペは、世界的に活躍するクリエーターが発想力や作品を競い合う場で、大学生を対象としたYoung Stars部門を設けているのが特徴です。今大会には、書類審査を通過した各国55チームが参加し、30時間の制限時間内に提示された課題に挑みました。

2人は片山淳教授の研究室に所属し、これまでも国内のコンテストに挑戦してきました。今回初めて国際大会に臨み、書類審査では「どんど焼きを活用した地域コミュニティの創出」をテーマにアイデアをまとめ、本戦出場を決めました。現地では、「若年層に対する電子タバコのリスク認識向上」が課題として提示され、「AIが分析した喫煙リスクを伝えるプラットフォーム」を提案しました。惜しくも入賞は逃しましたが、福野さんは「韓国の社会問題を扱ったため、日本の常識や考え方が通じず苦戦しました。ただ、未知の分野に挑む経験は社会に出てから必ず役立つと思います。国際的な交流もでき、とても有意義でした」と語り、深谷さんも「普段はじっくりアイデアを練りますが、今回は30時間という制約があり、短期間で質を高める難しさを実感しました。国内では得られない学びも多く、参加して本当によかった」と振り返りました。片山教授は「作品は多くの人に見てもらい、良し悪しに関わらず評価をされることで意味を持ちます。言葉の壁や文化の違いを乗り越えた経験は必ず今後の糧になるはずです。これからも挑戦を続けてほしい」と話しています。