文芸創作学科には、小説だけではなく演劇や映画のシナリオ執筆に興味を持ち、研鑽を重ねる学生もいます。
そんな学生の1人、本学科4年次生の平澤幸芽さんが脚本を担当した演劇「あなたをみます」が、東海大学演劇研究会の卒業公演で上演されることになりました。

高校生のとき、当時お姉さんが所属していた大学演劇サークルの公演を見て、演劇に興味を持ったという平澤さん。
本学入学後は演劇研究会に入り、脚本を書き始めたのは3年次生のときだそうです。
平澤さんがはじめて脚本を手がけた「かけら」上演時のインタビューはこちらから
https://www.u-tokai.ac.jp/ud-cultural-and-social-studies/news/21191/
「夢とどう向き合うか」を主題とした前作に対し、ゼミの卒業制作と並行して執筆した今作の「あなたをみます」には、どのような想いが込められているのでしょうか。
先日卒業制作を無事に提出し、劇上演に向けて稽古に励む平澤さんにお話を伺いました。
(今回の「あなたをみます」はどんな作品ですか?)
「舞台は占いの館、そこに悩める3人の相談者がやってきます。
みなそれぞれ胸の内に言いたいことがあるのですが、言ってもわかってもらえないかも、という想いを抱えています。
でも今回の劇で問いかけたいのは、本当にそうなのかな?ということなんです」

(どういうことでしょうか?)
「私は父を亡くしているのですが、生前の父にたいしては、話をしてもきっと喧嘩になるだけで、自分の気持ちをわかってもらえないだろうと諦めているところがありました。
でも父が亡くなってから、本当にそうだったかな、と思うようになったんです。
あのときちゃんと話していたら、もしかしたらわかってもらえたかもしれない。
目の前にいるうちに、自分の想いを伝えておかないと、という気持ちを込めて、今回の作品を執筆しました」
(演劇の脚本を書く楽しさ、苦労はどんなものでしょうか?)
「小説と違って、劇では舞台で生身の人間が動きます。
喋り口調、身振りなど、小説を書くとき以上に登場人物1人1人のことを考えて、キャラ付けしていく作業にいつも苦労しています。
ただ、わたしは人物同士のおもしろいかけあいを考えるのが好きなんです。
お客さんにも笑ってほしいと思いながら書いています。客席の皆さんが、それぞれに内容を受け止めてくださること、上演のその場だけではなく、受け止めたものを持って帰っていただけることに喜びを感じています」

(脚本執筆の上で、文芸創作学科の学びが役に立ったことはありますか?)
「客観的な意見を踏まえた物語を書けるようになったことです。
創作という作業は、1人で行うものなので、ひとりよがりになってしまうものも少なくありません。
ですが、自学科の、自分の作品に対して意見の交換ができるという授業を経て、自分の言いたいことが伝わったのか、分かりづらい表現は無かったかなど、客観的な意見をもらえることにより誰かに伝わる作品が書けるようになったと思います」
(ずばり、今回の作品にかける意気込みは?)
「これまでの人生経験から、詰めこめるものはぜんぶ詰めこみました!
それがしっかりお客さんに伝わるように、3月の公演日まで練習を頑張ります。
まだ演劇を観たことがないという方にも、ぜひ楽しんでいただければと思います」
本学での4年間の学びを終えて、この3月に卒業を控える平澤さんの渾身の1作、ぜひ会場でご覧ください。
第193回 東海大学クラブ連合会演劇研究会
2C卒業公演「あなたをみます」
【上演スケジュール】
3月1日 開場12時半 開演13時
3月1日 開場17時半 開演18時
3月2日 開場14時半 開演15時
千秋楽 3月3日 開場12時半 開演13時
会場:東海大学 湘南キャンパス コムスクエア音楽ホール
受付:受付および開場は上記各開演の30分前から行います。
料金:無料
予約:HPにて要予約(2月14日10:00以降予約開始予定)
東海大学クラブ連合会演劇研究会公式サイトからご予約ください。
※上演開始時刻は運営の都合により前後する場合がございます。
※定員に達し次第、予約を締め切らせていただきます。
予約は東海大学クラブ連合会演劇研究会公式サイトから
https://tokai-25.github.io/gekiken-website/
公式Instagram
https://www.instagram.com/tokai.gekiken/
東海大学 湘南キャンパス
https://www.u-tokai.ac.jp/about/campus/campus-shonan/
