広報メディア学科がメディフェスに協力しました

文化社会学部広報メディア学科の教員と学生が、1月24、25日に神奈川県・横浜市内で開催された「第20回市民メディア全国交流集会よこはま2026」(メディフェス)に協力しました。この催しは、コミュニティFMやタウン誌などローカルメディアの情報発信者がノウハウや課題を共有し、メディアの役割を議論することを目的に、2004年から全国各地持ち回りで開かれています。2日間で約20のプログラムが展開され、増田芽衣教授と柴崎翔太さん(3年次生)が登壇しました。また、水島久光教授がメディフェス横浜実行委員会のプログラムディレクターを務め、小河原あや准教授や笠原一哉准教授、約10名の有志学生らも運営に携わりました。

増田教授は、1日目のメインセッション2「メディアリテラシーと市民メディア」のパネルディスカッションにパネラーとして登壇しました。日ごろ学生と接する中で危機と感じる検索サイトや生成AIの活用方法に触れ、「データの活用方法や生成AIのプロンプト設定など活用能力に個人差があり、中には情報の起源を確認しない学生もいます。まずはメディアリテラシーの前に読み書き能力を鍛えることが重要」と指摘しました。また、学生の読み書き能力を育むため、日ごろの授業で取り組んでいる書評執筆や各種プロジェクトも紹介しました。2日目の「集まれ!市民メディア・ポスターセッション」に参加した柴崎さんは、本学科のメディアプロジェクト「こちらラジオ番組制作部」での活動を紹介。学生がラジオ番組を制作し、神奈川県平塚市のFM湘南ナパサで毎週火曜日に生放送する同プロジェクトの放送事例や番組の制作過程、3月17日に第1000回放送を迎える活動の歴史などを来場者に説明しました。「若者が情報発信をする媒体がSNSに偏る中で、私たちがラジオを通して地域に根差した情報や若者のメッセージを届ける活動の重要性を改めて認識する機会になりました」と話していました。

水島教授は、「メディフェスが始まった2004年はインターネットの普及を背景に、ブログなどを通して市民が情報発信する機会が広がり、“市民メディアを盛り上げていこう”と機運が高まっていた時代でした。SNSで誰もが気軽に情報発信できる時代になり、今回は市民メディアがどのように情報を届けるべきかをさまざまなプログラムを通じて検討できました。横浜市は子どもメディアや市民放送局などの活動も活発であり、日ごろ学内を拠点に活動する学生たちにとっても学びがあったと思います」と話していました。