工学部応用化学科の秋山泰伸教授と学生たちが5月16日に、小田急線相模大野駅のショッピングセンター「ボーノ相模大野」で「キッズサイエンスデー2026」を開催しました。子どもたちに科学の魅力を伝えることを目的に、ボーノ相模大野から依頼を受けて毎年実施しているイベントです。



当日は館内各所で、さまざまな科学実験を開催。「工作コーナー」ではカラフルスライムや入浴剤、糊を用いたスーパーボールなどを手作りできるブースが好評を博しました。「体験コーナー」では、巨大シャボン玉の中に入る企画に行列ができたほか、ダイラタンシー現象を利用した“底なし沼”や人工イクラ作り、ペットボトルの中に雲を生み出す実験など多様な企画を用意し、子どもたちが夢中で取り組む姿が見られました。屋外のボーノ広場では、秋山教授と学生による「ドクターアキヤマサイエンスショー」を行い、液体窒素を用いて花を凍らせる実験などに歓声が沸きました。大道芸サークル「STAND」もパフォーマンスを披露し、大きな拍手が送られました。



また、午後には別会場で付属相模高等学校・中等部の生徒を対象とした秋山教授のワークショップを開催。理科教育を推進する高大連携の企画として、同校の自然科学部や一般の生徒13人が参加しました。キッズサイエンスデーと同様に、糊を用いたボールや人工イクラ作り、液体窒素の実験を行い、体験してもらうだけではなく、秋山教授が化学反応の起きる理由や原理を説明。生徒からは、「“なぜその現象が起きるのか”を分かりやすく説明してもらえたので理解が深まりました。身近な材料でできる実験も多かったので、自宅で再現してみたい」といった声が聞かれました。



秋山教授は、「ボーノ相模大野でのイベントは今年で4回目になりますが、毎年多くのお子さんが目を輝かせて楽しんでくれるのでやりがいがありますし、学生にとってもいい経験になっていると感じています。相模中のワークショップでは中学生向けに少し専門的な話もしましたが、生徒の皆さんは質問や意見を挙げながら、主体的に参加してくれました。学びには、正解そのものだけでなく、考えたり試したりしながら答えに近づく過程が大切です。今回のワークショップがその力を育むきっかけになればうれしい」と語っていました。