国際学部の学生有志が2月22日に、神奈川県綾瀬市のオーエンス文化会館・中央公民館で開催された「あやせ国際フェスティバル」に参加しました。このイベントは、綾瀬市が市内在住・在勤の外国人と日本人を対象に、文化交流を通して相互理解を深めてもらおうと毎年開催しています。内川明佳准教授の研究室に所属する学生と、学生有志のプロジェクト「Ubumwe Coffee Project」で活動する学生らが参加しました。今回は隣接する綾瀬市立中央公民館で、「ベトナムフェスタ」も開催。同市に在住する最も多い外国人であるベトナムについて理解を深めてもらおうと初めて開催されました。



内川准教授の研究室に所属する小野瀬リズさん(3年次生)と増永香乃さん(同)、田中柚希菜さん(同)は、日本で暮らす外国人に関する学びを生かしたいと考えていたところ、これまで関わりを深めてきた綾瀬市の工業振興企業誘致課からベトナム人技能実習生の紹介を受け、同市の企業に勤務する同国出身の技能実習生4名と交流を重ねてきました。当日は7名で一緒にステージに立ち、「東海大学ベトナムチーム」としてスピーチ。「ベトナムと日本の文化の交差点」と題して、ベトナム語と日本語でベトナムの風土や文化について話しました。小野瀬さんらは、ベトナムの風土や日本人との共通点などに言及し、日本の正月にあたる「テト」の過ごし方や食べ物を紹介しました。また、ベトナム料理やコーヒーを提供する店も出展し、本学部の学生16名も順番に支援に参加。多くの来場者が訪れ、交流しました。

小野瀬さんは、「実習生たちが働く工場のイベントを訪れ、海外から日本に働きに来ている人たちとも触れ合うことができました。最初はコミュニケーションをとるのが難しかったのですが、互いの文化の似ているところや違うところを探しながら、フェスティバルで何を発表するか一緒に考えました。この機会をきっかけに、今後も技能実習生について理解を深めたいと思います」と話しました。増永さんは、「国や文化的な背景が異なっても、同年代だからこそ分かり合えるものがありました。月に一度、フェスティバルでの発表を目標に一緒に話し合うことを通して、チームワークを育む大切さを学びました。就職活動や社会に出てからも役立つ経験になりました」と振り返りました。田中さんは「国籍にとらわれず、多様な人と関わり学び合う機会は貴重です。これからもこのようなフェスティバルを続けてほしいと思います」と話しました。



会場では、本学部の学生が中心となって活動している「Ubumwe Coffee Project」もブースを出展。アフリカ・ブルンジからダイレクトトレードで輸入したコーヒー豆やコーヒーを販売し、現地農家の状況などについて来場者と語らい交流を図りました。