国際学科

国際学部

  • 1,2年次:湘南キャンパス
  • 3,4年次:品川キャンパス

国際学科では、学生が海外に飛び出していくことを当たり前と感じられるよう、20か国で59コースの留学プログラムを用意しています。それだけではなく、私費で留学にいく学生をサポートするシステムが充実しています。また国内外で行われる多様な研究を通じて、頭で学ぶだけでなく、体と心を使って全身で体験する学びへのアプローチも行っています。

国際学科の特色

地球規模の問題を理解する

たった一つしかない地球。運命共同体としてつながる人類社会。小さな自分が地球規模の課題の一端をなしている…。世界で起きていることを理解することは、実は個々の人生に指針を与えてくれることなのです。国際学は、答えのない「問い」。「教わる」のではなく、自分で自分の答えを出すための学びです。


使える英語・コミュニケーション力を育てる

多様な背景と人生経験を持った人間が集まる国際学部。コミュニケーションの力なしには何もできません。輪になってお互いの顔をしっかり見つめ、それぞれの経験と持ち味をシェアし合います。ディスカッションの中からインスピレーションを受けとり、それを言葉にしてフィードバックするのが毎日です。


フットワークの軽さと実行力を養う

せっかくこの時代に生まれてきたんだから、今できることは何でもやってやろう。見れるものは、地球の反対側に行ってでも見てやろう…。そんな好奇心と冒険心が国際学部の伝統です。東京というグローバルシティは、その意味で「保育器」。世界に飛び立つ羽を育てるところです。

Pick Up Program

長崎研修
原爆被爆地の長崎は、江戸時代にはキリスト教弾圧という悲しい歴史も体験しています。その街が、今は物流・製造業の拠点、そしてIT・半導体産業の集積地として国際産業都
市に変貌しつつあります。研修では、そんな街のビジネスや農業経営の現状について学び、現地の人たちと世界平和について語り合うほか、英会話の特訓を行います。

UNESCOユースセミナー
国連機関ユネスコと協働する学校のネットワークを、ユネスコスクールと言います。ユネスコスクールに認定された近隣の学校の高校生・大学
生たちと、関東圏のインターナショナルスクールなど外国学校の高校生を引き合わせ、ユネスコの掲げる地球規模の3つの教育課題「人権」、「環境」、「国際理解」について議論します。

デンマーク研修
東海大学は、デンマークに「ヨーロッパ学術センター」という拠点を置いて研究・教育活動を展開しています。そこを出発点に、コペンハーゲンとオーフスの2都市を訪問。コペンハーゲン商科大学の学生と一緒に地域の電力インフラの施設を見学したり、オーフス大学では日本語を学ぶ学生と交流したりするなどして、現地の学生生活を体感します。

アフリカ(ルワンダ・ブルンジ)研修アフリカ中央部に位置するルワンダとブルンジを訪れます。「アフリカの奇跡」と呼ばれるルワンダでは、現地の方との交流や諸機関への訪問を通じて、その急激な経済発展の要因について学びます。ブルンジでは主にコーヒー農家との交流を通して、真の「フェアトレード」を達成するために必要なものは何かを考え、日本での国際協力活動につなげていきます。

フィリピン・セブ研修
美しい海岸線の広がるセブ島で、生の英語を学び、フィールドワークを体験する研修です。午前中は3時間にわたるマンツーマンの英語レッスンで会話・コミュニケーション力を伸ばし、午後は島の歴史や文化・社会について調べ、街に出てインタビュー調査をします。陽気で明るいフィリピンの人たちと異文化理解を深め、海外に飛び出す力を付けましょう。

HTIC研修
移民の歴史を通じて結ばれる日本と古くから移民の歴史を通じて、結ばれている日本とハワイ。その歴史と社会を理解することは、日米関係、移民の歴史や世界の先住民運動について学ぶ旅でもあります。毎朝、ネイティブの先生とのレッスンを受けてから、午後は「人に会いに」出かけていくプログラムです。現地の学校を訪ねて、子どもたちと交流することも続けています。

海外で活躍してきた個性豊かな教授陣

海外でのキャリアや研究実績のあるオープンマインドな教授陣が、豊富な体験と人的ネットワークをあなたと共有。世界への扉を開きます。

荒木 圭子 教授 法学博士
[研究テーマ]
アフリカ(系)人の脱国家的連帯
[専門分野]
アフリカ研究、アフリカン・ディアスポラ研究


アルモーメン アブドーラ 教授
日本語日本文学博士
[研究テーマ]
異文化コミュニケーション(日本とアラブ)、翻訳通訳の諸課題
[専門分野]
言語文化学、翻訳通訳&対照言語学


内川 明佳 准教授
応用人類学博士
[研究テーマ]
子どもの労働、教育開発
外国人住民の暮らしと子育て、支援
[専門分野]
教育人類学、文化人類学


衛藤 安奈 教授 法学博士
[研究テーマ]
中国の近代化
[専門分野]
中国近現代史


小貫 大輔 教授 
教育学修士、ソーシャルワーク修士
[研究テーマ]
海外にルーツを持つ子どもたちの教育
[専門分野]
国際協力、ブラジル研究、性教育、
性と生殖の健康・権利


小山 晶子 教授 政治学博士
[研究テーマ]
移民と社会統合
[専門分野]
EU研究、政治社会学


金 慶珠 教授 言語学博士
[研究テーマ]
朝鮮半島と日本
[専門分野]
社会言語学、メディア論


貴家 勝宏 教授 国際学博士
[研究テーマ]
グローバリゼーションと経済地域統合
[専門分野]
国際政治経済学



タギザーデ ヘサーリ
ファルハード准教授 経済学博士
[研究テーマ]
エネルギー政策、エネルギー経済学、
グリーンファイナンス、マクロ経済学、日本・アジア経済学
[専門分野]
経済学


田中エリス 伸枝 准教授 応用言語学博士
[研究テーマ]
テクノロジーと教育環境、リーダーシップ、言語教育と権力
[専門分野]
コンピュータ支援言語教育、異文化コミュニケーション


田辺 圭一 准教授 国際関係学修士
[研究テーマ]
内戦の要因分析、国内紛争後ガバナンス
[専門分野]
平和構築、人間の安全保障、国際開発論


ファーデン マルガリット講師 法務博士
[研究テーマ]
国境を越える法律的な課題
[専門分野]
国際法・国際私法、異文化間コミュニケーション


吉川 直人 教授 政治学博士
[研究テーマ]
持続可能な社会と経済システム
[専門分野]
国際開発理論・国際関係論


和田 龍太 准教授 国際政治経済学博士
[研究テーマ]
アメリカ・イギリス外交史
[専門分野]
国際関係論、国際安全保障論、国際関係史

李 優大 講師 法学修士
[研究テーマ]
ロシア・中東関係
[専門分野]
ソ連・イラン関係、ロシア外交史、中央アジア近現代史、国際公法


キャリア・取得可能な資格

航空・旅行業界は国際学部の学生に根強い人気の職種ですが、公共機関や、商社・流通・メーカー・IT関連、その他の一般企業のグローバル業務や、教育関連、国連・国際協力NGOなど、卒業生たちは幅広い業種で活躍しています。

企業、団体など 2019以降(2022年度内定者を含む)

ANAシステムズ、NOVAホールディングス、NTTデータルウィーブ、JALグランドサービス、ジャステック、西武・プリンスホテルズワールドワイド、スカイマーク、千葉銀行、東京地下鉄、東武トップツアーズ、トヨタモビリティ東京、日本マクドナルド、平塚信用金庫、富士薬品、リクルート、神奈川県警察ほか

※本学部の前身「教養学部 国際学科」の実績

進学先(2016年度以降)

米国大学院
・サンフランシスコ大学(私立)
・ミネソタ州立大学マンケート校大学院
英国大学院
・エジンバラ大学大学院 言語教育学
・ノッティンガム大学大学院 国際法
・マンチェスター大学大学院 国際開発学
・ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス
 国際関係論
ブラジル国大学院
 ・セアラ連邦大学大学院 地域・環境開発学部
韓国大学院
 ・ソウル大学大学院
フランス国大学院
 ・パリ政治学院 人権・人道支援専攻
スペイン国大学院
 ・バルセロナ国際研究所


日本の大学院
・東海大学大学院 文学研究科/政治学研究科
・青山学院大学大学院 国際政治経済学研究科
・国士舘大学大学院 政治学研究科
・首都大学東京大学院 人文科学研究科
・筑波大学大学院 人文社会科学研究科
・名古屋大学大学院 国際開発研究科
・鳴門教育大学大学院 学校教育研究科
・一橋大学国際・公共政策大学院
・広島市立大学大学院 国際学研究科
・明治大学大学院 政治経済学研究科
・早稲田大学大学院
アジア太平洋研究科/政治学研究科/
人間科学研究科/社会科学研究科

取得可能な資格

【司書課程】
 ●司書
【資格取得に有利】
 国連英検/TOEIC®/TOEFL®

Student’s Voice
留学をきっかけに海外のスペイン語学校に就職

学生時代の留学先で出会ったオンラインの日本人向けスペイン語学校でインターンをさせてもらい、そのまま現地で就職しました。いつもグアテマラと日本を行き来しながら、スペイン語学習者へのサポート、メキシコに転職したい人への支援、語学学習サービスの開発・運営、スペイン語講師の育成などに取り組んでいます。大学生のときは、友人が次々と留学するのに私は英語が苦手。そこで第二外国語だったスペイン語を学びにグアテマラに留学しました。人生を変えた最高の選択でした。

国際学科※ 卒業生
吉澤 海さん
※本学部の前身「教養学部 国際学科」

ベトナムから日本へ、そしてカナダへ

新型コロナウイルスが猛威を奮う中で、ベトナムから日本に留学してきました。日本語での授業についていくのはたいへんですが、先生や友達にたくさんお世話になりながら、海外での大学生活を日々楽しんでいます。日本に来てから英語もぐんぐん上達しました。留学生同士では英語で会話することが多いのと、できる
だけ英語を使うネイティブの先生の授業を取るようにしているからです。新型コロナウイルスに負けてはいられないので、一生懸命勉強して交換留学の奨学金をもらうことができました。2年次の秋学期からカナダに長期留学しています。

国際学科※ 4年次
ファム グエン ホアイ アンさん
※本学部の前身「教養学部 国際学科」


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