学生有志と国際学部が「GLOBAL FESTA JAPAN 2025」に出展しました

国際学部の学生が中心となって活動している「Ubumwe Coffee Project ( ウブムウェコーヒープロジェクト)」と本学部では、9月27日と28日に新宿住友ビル三角広場で開催された「GLOBAL FESTA JAPAN 2025」にブースを出展しました。このイベントは外務省、独立行政法人国際協力機構(JICA)、特定非営利活動法人国際協力NGOセンター(JANIC)の共催により、毎年、国際協力の日(10月6日)にちなんで開催されている国内最大級の国際協力イベントです。今回は「世界を変える、あなたの一歩 プラス1の国際協力」をテーマに、NPO/NGO、国際機構、青年海外協力隊、大使館、大学、財団法人、企業など、官民さまざまな団体が参加しました。

アフリカ・ブルンジ共和国のコーヒー豆の販売などを通してフェアトレードや国際協力への理解を深める活動をしている「Ubumwe Coffee Project」のブースでは、多くの人が来訪する中、大友万悠子さん(文化社会学部4年次生)は、「国際協力について関心がある人が訪れる場で共通の関心事について話が盛り上がります」と笑顔で話しました。

本学部のブースでは、短期留学のセッション科目「Global Study Tour A/B」を受講して夏季期間中にブラジルやエジプトなどで研修した学生が、自身の学びの成果や現地での体験などを来場者に向けて説明しました。橋本仁菜さん(1年次生)はブラジル各地での研修をパネルにまとめて紹介。「地域や学校でのボランティア活動を通して多くの子どもたちや地域のリーダーと交流できました。入学間もない時期に貴重な経験ができた意義は大きい。来場者には現地での活動と併せて日本にいるブラジル人の活動も紹介しています。多くの人にブラジルの魅力を伝えたい」とコメント。久保朱里彩さん(4年次生)は1年次生のときからハワイやエジプトなど各地で研修を重ねてきた様子について、「エジプトには掃除や給食配膳など日本の小学校での教育を取り入れている地域もあります。多くの人が日本に関心を持っていることを知り、日本語教師として海外で活動する目標ができました」と話しました。

荒木圭子学部長は、「学部設立4年目となり、学生たちの学修成果をこうした国際支援のプロフェッショナルが集うイベントで発表する機会も増えてきました。学生たちには多くの課題や困難がある国際社会に目を向け、多様な活動に取り組んでほしいと思います」と話しています。