芸術学科の瀬田さんが「美・緑なかいフェスティバル2025」のポスターをデザインしました

教養学部芸術学科3年次生の瀬田雪心さんが、10月19日に神奈川県中井町の中井中央公園で開催された「美・緑なかいフェスティバル2025」のポスターをデザインしました。中井町の魅力を発信するとともに、町民をはじめ参加者相互のふれあいを深める場として毎年開催されている同町最大のイベントです。2022年度から本学科がポスターデザインの依頼を受けており、今年度は本学科の開講科目「ラボラトリートライアル(地域連携型アート&デザインプロジェクト)」(指導教員=池村明生教授、熊谷慶助教)を履修する学生たちがデザインを提案。中井町役場の担当者による選考を経て瀬田さんの作品が採用され、町内各所や小田急線秦野駅構内などに計8300部が掲示されました。

瀬田さんがデザインしたポスターは、大きなハートを中央に据え、中井町のキャラクター「なかまる」やガーランド、町花のキキョウとキンモクセイなどがあしらわれた明るい雰囲気の仕上がりに。制作過程を振り返り、「千葉県出身で中井町には行ったことがなかったので、ホームページなどから町花やイベントのことを調べたのですが、過去のイベント事例を見るととても楽しそうだったので、ポスターから雰囲気が伝わるよう明るくカラフルなデザインにしました」と話します。

10月27日には、同町の戸村裕司町長らが湘南キャンパスを訪問し、制作への感謝が伝えられました。戸村町長は、「提出していただいたどの案も素敵でしたが、瀬田さんのデザインが一目で気に入り、選考に参加した職員の満場一致で決まりました。中井町のことを色々と調べてポスターに取り入れてくれたこともうれしかったです。ぜひ一度遊びにきてください」と語りかけました。