芸術学科の学生がひらつか障がい者福祉ショップ「ありがとう」のイメージキャラクターをデザインしました

教養学部芸術学科3年次生の山宮彩愛さんがデザインした「ひらつか障がい者福祉ショップ『ありがとう』」のイメージキャラクター完成披露式が、2月13日に平塚市立美術館で開催されました。本学科では今年度、東海大学と平塚市の交流提携40周年記念事業の一環でイメージキャラクターの制作に協力し、「ラボラトリートライアル(地域連携型アート&デザインプロジェクト)」(指導教員=池村明生教授、熊谷慶助教)を履修する3年次生11名が、2025年7月に同ショップ運営協議会の職員と平塚市役所障がい福祉課の担当者に向けてプレゼンテーション。障がい福祉事業所で働く障がいのある方や職員など約1000名の投票により、山宮さんが考案した柴犬のキャラクター「ありまる」が採用されました。

披露式では初めに、落合克宏市長があいさつ。「市役所内にショップを開設してから今年で13年目を迎え、今も商品を買い求めて来庁される方が多くいらっしゃいます。今回は学生の皆さんにご協力いただき、ショップのPRと共に障がいのある方への理解促進を目的としてイメージキャラクターの制作に取り組んできました。皆さまの前でお披露目できることをうれしく思います」と語り、運営協議会会長の髙橋眞木さん、池村教授、山宮さんと共に、キャラクターが描かれたパネルを除幕して完成を祝いました。

続いて池村教授が登壇し、「10年前の30周年の際には私のゼミでショップのロゴマークをデザインさせていただき、現在でも積極的に使っていただいている様子を見ると当時の様子を思い出します。学生にとっては、自身のデザインが卒業後も活用されたくさんの方々に大切にされていることが何よりも励みになります。今回採用いただいた『ありまる』も、末永く育てていただくことを願っています」と語りました。また、山宮さんが福祉事業所の見学などを通じて“ふれあい”をテーマにデザインした経緯などを紹介。「所々にハートを散りばめ、ロゴマークに使われている5色を目の色などに取り入れているところがポイントです。各事業所にはさまざまな個性や特性をお持ちの利用者さんがいらっしゃると思いますが、誰もがもちもちかわいいありまるくんに触れたり眺めたりすることで、あたたかい気持ちになってもらえたら」と話しました。

山宮さんは制作過程を振り返り、「関係者の方々と一緒にブラッシュアップしていく中では直接やり取りさせていただくことが多く、ありまるくんのテーマである“ふれあい”を体現するような時間だったと感じます。キャラクターを作って終わりではなく、さまざまな形で障がいへの理解促進に活用していただきたい」とコメント。また、運営協議会会長の高橋さんは、「日本の犬である柴犬は親しみやすく、多くの人にかわいがっていただけると考えました。ロゴマークとキャラクターがリンクしていることは、市と東海大との長いつながりの証。今回一つのものを作り上げることで、皆さんとの絆がより深まったと感じています」と語っていました。