教養学部芸術学科音楽学課程では、12月23日に神奈川県立音楽堂で「第51回定期演奏会」を開催しました。学生たちが日ごろの学びの成果を披露しようと、毎年12月に実施しているもので、選抜された学生が出演。会場では、消毒や検温、入場者数の制限など、新型コロナウイルス感染症対策を徹底しました。
当日は、ヴィオラ・ダ・ガンバの合奏をはじめ、ピアノやサックス、トロンボーン、声楽など学生たちがさまざまな演奏を披露。会場には保護者や友人が来場し、演奏後には毎回盛大な拍手が送られました。声楽専攻の喜屋武沙耶さん(4年次生)は、「入学時に『自分も3年次生になったら演奏会のメンバーに選ばれたい』と目標を掲げていたものの、コロナ禍により発表の機会が次々と失われていってしまいました。感染対策による制限はありますが、こうして無事開催されたことはとてもありがたいことです。準備の段階からみんなうれしそうで、本番でもとても楽しんで歌うことができました」と笑顔で振り返ります。また、「11月の建学祭ではオンデマンド方式で演奏の動画を発表しましたが、やはりお客さまの目の前で披露するのがいちばん。舞台に立てたことで、もう一歩成長できたと感じました」と語りました。