音楽学課程が「ヴィオラ・ダ・ガンバ定期演奏会」を開催しました

教養学部芸術学科音楽学課程では、11月25日に小田急線東海大学前駅南口のタウンニュースホールで、「ヴィオラ・ダ・ガンバ定期演奏会」を開催しました。本課程の開講科目「器楽」の授業でヴィオラ・ダ・ガンバを履修している1、2年次生と、過去に履修していた3、4年次生が合同で日ごろの成果を発表する年に1度の演奏会です。

学生たちは、8月ごろからグループや全体での練習を始め、9月には長野県・軽井沢で合宿を実施。日本を代表するガンバ奏者の一人である福澤宏非常勤講師の指導のもと、最終日には地元住民を招いて発表会も行いました。定期演奏会当日は、4年次生の鈴木麻衣子さん、及川あゆみさん、3年次生の小山千夏さん、2年次生の伊藤晴美さん、松本莉奈さん、1年次生の川井まどかさんが出演し、客演に松永紗也加さん(チェンバロ)と、本課程の磯部二郎教授(ヴィオラ・ダ・ガンバ)も特別出演。『パヴァーヌ』、『ガリアルド』(A.ホルボーン)、『組曲 二調』(M.ロック)、『ガンバソナタ第1番 ト長調』(J.S.バッハ)など12曲を演奏し、観客からは大きな拍手が送られました。

及川さんは、「大学に入ってからガンバを始めた学生ばかりですが、回を重ねていくうちにできることが増え、こういう弾き方もあるのかと参考になることや刺激を受けることも多くあります。演奏会に向けて授業の合間をぬって朝から晩まで練習してきた成果が出せたと思います」と振り返ります。12月21日(木)には本課程の「第47回定期演奏会」(神奈川県立音楽堂)が控えており、「今回見つかった課題を修正し、よりよい演奏をしたいと考えています。定期演奏会では6名で演奏するので、豊かな音色を奏でたい」と語りました。

ヴィオラ・ダ・ガンバ_525.jpg