情報理工学部が「キャリアセミナー」を開催しました

情報理工学部では5月15日に湘南キャンパスで、「キャリアセミナー」を開催しました。学生に大学院進学や就職など、学部卒業後のキャリアについて考えるきっかけにしてもらおうと企画したものです。

学生や教職員ら約30名が参加した当日は初めに、前田秀一学部長があいさつ。続いて、本学部卒業生で日産自動車株式会社に勤務するブラトゥガハ・デーワゲー・チャンドラシリ・カズミ・ランディカーさん(大学院工学研究科2021年度修了)が講演しました。スリランカから来日した自身の学生時代や就職活動の経験を振り返り、「学部生時代はソフトロボティクスの研究に励み、“関連研究をより専門的に学んでキャリアの幅を広げたい”と大学院に進学しました。来日前から、自分の語学力を生かせる企業で仕事がしたいと考えていたので、就職活動ではソフトロボティクスやセンシング技術の事業に取り組むグローバル企業を志望しました」と語りました。さらに、同社の業務や自身の入社後のキャリアも説明。「皆さんも自分のやりたいことや得意なことを軸にして、挑戦してもらいたい。周りの教職員のアドバイスも得ながらキャリア選択をしてください」と学生にエールを送りました。

その後は、株式会社マイナビの担当者による講演も行い、男性・女性別の雇用形態別平均賃金や生活に必要なためのコストなどを紹介。「これから自分がどのようなキャリアを築いていきたいか、少しずつ考えてみてください」と呼びかけました。講演終了後は、学生と教職員、登壇者が軽食を囲みながら交流を深め、学生たちは「自分に合った企業を探す方法は?」などといった質問を投げていました。