
文明研究所で特定助手を務める文学研究科史学専攻3年の白川美冬さん(指導教員=文学部歴史学科考古学専攻・北條芳隆教授)が、弥生時代研究の優れた論考に贈られる、弥生時代ネットワークの「豆谷和之弥生文化賞」(2024年度・論考部門)を受賞しました。

受賞対象となった研究は「真田・北金目遺跡群の基礎的研究」です。
本研究は、東海大学校地内遺跡を含む真田・北金目遺跡群を対象に、弥生時代中期から古墳時代中期にかけての集落変遷を整理したものです。
白川さんは2024年度、東海大学連合後援会の助成を受け、学生や外部の研究者とともに「真田・北金目遺跡群集落復元プロジェクト」を立ち上げました。
今回受賞した論考は、その成果をまとめたものです。
なお、本論考は東海大学図書館のリポジトリで公開されています。
白川さんは、「今回の受賞は大きな励みとなりました。指導教員である北條先生をはじめ、これまで指導してくださった先生方・研究者の皆様には深く感謝しております。とくに西相模考古学の第一人者である立花実先生には、毎週末に研究の議論の場を設けていただき、多大なご指導を賜りました。また、本成果は学生たちとともに作成した索引を用いて進めた研究であり、チームだからこそ成し遂げることができた研究でもあります。今後も西相模地域における集落研究をさらに深めていきたいと思います。」と話しています。
北條教授は「近畿地方の弥生時代研究を鋭意進めながら、若くして亡くなった豆谷和之さんを顕彰する本賞であるが、白川美冬さんが受賞することは真に嬉しく思う。さらに今後の励みとして頂くことを期待する」とコメントしています。