考古学とは、人間が残したさまざまな痕跡を研究して、人類の歴史を解明する学問です。本専攻では、日本と外国の考古学を学べます。遺跡の発掘実習などのフィールドワークを重視し、測量や発掘調査の技術を習得します。関連学問を幅広く学ぶことで、データを分析・評価する力も確実に身に付きます。
歴史学科 考古学専攻の特色
世界的視野での専門領域の学習
考古資料は世界のあらゆる地域に存在します。日本をはじめ、アジア、ヨーロッパ、アメリカなど世界各地における先史時代から歴史時代までの長大な人類史を学ぶことで、世界的視野で人類の歴史を考える力を身に付けます。
関連学問を通して知の世界を広げる
考古学に関連した学問を学ぶ「応用考古学」が開設されています。ここでは、地質学・人類学・動物考古学・実験考古学などを通して、知識や思考の幅を広げることで問題解決に導く応用力を養います。
フィールドワークの実践
考古学研究の基礎はフィールドワークにあります。沖縄県西表島や青森県六ヶ所村などの遺跡の発掘調査に参加し、調査技術や資料分析法を実践的に訓練し習得します。